今日は4月1日、正式に学年が変わる日です。まあ学年が変わると言っても学生は春休みでそれを実感するのは始業式、入学式の日でしょうか。塾の方も淡々と授業を進めています。当塾は数年前に春期講習を廃止しました。だからといって授業を行わないわけではなく、その期間も通常の曜日で通常の授業を行うということです。特別にこの日から春期講習です、という設定をなくしただけです。元々春休みは短いし、春期講習をなくすことは少しなりとも保護者の方の負担を減らすことにつながると思います。同じ理由で中1・中2は夏期講習も冬期講習も行っていません。別途費用をいただくことはなく通常授業を行います。教えるのは講習でも通常授業でも私ですし教える内容も変わることはありません。ただ講習を行うことにも意味はあります。一つは時期を明確に定めることで新しく塾に入りたい生徒にとってはきっかけにしやすいということです。特に春期講習や夏期講習から塾に入る人は多いと思います。
一方うちの塾の中1・中2は春期講習も夏期講習もないので、なかなか入るタイミングが難しいと思います。あえて言えば、入ろうと思った瞬間が入るタイミングだと思ってください。考えている間に塾の授業はドンドン進んでいきます。大手の塾の中には、すでに塾にいる生徒よりも新規の生徒の獲得の方に力を入れる塾がたくさんあります。会社の方針でしょうから別に悪いとは言いませんが、私の考えは逆でまだ塾にいない生徒よりも、すでに塾にいる生徒の方が大切です。よって募集活動がどうしても後回しになってしまいます。
さて今日は高校準備講座の3回目。去年の教材と比べてちょっと問題が少なめなので足りない分はプリントや前に書いて説明します。社会や理科と違って数学はいくらでも類題が作れます。みんな大好き因数分解は今日でいったんおしまいにします。
今日解いた問題の一部です。写真で撮るとどうしても暗くなってしまいます。スマホだと長押しすれば拡大できるかと思います。いずれも解き方を知らないと手も足も出ない問題です。新高1でこれを見ている人は誰1人いないと思いますが、もしいたら解いてみてください。数学Ⅰの最初の方で出てくるはずです。
ちなみに最初の問題の解き方です。
これはTeXで作成したものです。エクセルやワード、もちろん手書きよりも美しい文字になります。数日前にも掲載しましたが、塾生の数学の小テストは手書きではなくすべでこれで作成しています。が、1年のこの時期くらいしか数学の小テストは実施しないので1年たつと毎年中身を忘れるのです。TeXにはいろいろなコマンドがあって覚えれば大変便利です。よって思い出すのをかねて作ってみました。これくらいなら1分あれば作れます。と言いつつ中括弧{ } の表示方法を忘れており検索に頼ることに・・・ ちなみにさらっと書きましたが、これは途中式であって、この途中式を作るための筆算(たすき掛け)が別に必要です。今日参加した塾生はちゃんとできていたようでした。次回は不等式の学習をするつもりです。