前回の投稿で中3の夏期講習では小テストを実施したと書きました。毎年小テストは実施していますが、今年はその数が一番多くなりました。1日に2度となると塾生の負担も大きくなるので、日にちを分けての実施です。基本的に前もって暗記事項を渡しておきそれを覚えてくるという形式です。授業もあるので限られた時間内で効率を上げるにはこれが一番です。したがって暗記事項が少ない数学は小テストには含めません。
内訳は国語(漢字)が5回、英語(単語)も5回、理科(語句)が4回、社会(語句)が6回の計20回で、それぞれ50問ずつ出題しているので全部で1000問になります。リストも問題もすべて私が作成します。通常の定期テスト前でも似たようなリストは作りますが、時間の関係でその確認テストまでは行いません。が、夏休みは時間があるし、覚える量も多いのでこうやって確認テストを行います。
テストの結果が悪かったからといってもペナルティがあったり、合格するまで何度も追試などそういうことはありません。勉強は自分のためにするものです。以前は全く覚えてこないでテストを受けている生徒もいましたが、最近の中3はみんなちゃんと覚えてきているようで感心します。またその成果が今回の北辰にもつながったのではないかと思います。
漢字は毎回「読み」25問 「書き」25問です。去年まで同じ問題を使っていましたが、塾生には簡単すぎるようだったので「読み」のみ難しく作り直しました。よく考えたら今年の中3も、中2のうちに漢検3級や準2級に合格している生徒が何人もいます。少しくらい難しくしても大丈夫でしょう。
毎回100点満点で全5回の結果です。
Wさん 498点
Nさん 494点
Kさん 492点
Sさん 486点
Oくん 484点
Kくん 476点
ここまで正解率95%以上です。お見事!
*** 458点
*** 420点
*** 378点
欠席のため受けていない回があるものの
Tさん 400点(4回)
Tくん 292点(3回)
Tさんは部活(個人種目)で全国大会に出場していたため1回受けていませんが、受けたテストはすべて満点でした。部活も勉強も頑張るのは素晴らしいですね。
ちなみに小テストで出題した問題(読み)の一部を掲載してみます。全部読めますか?
円滑
崇高
寸暇
会釈
培う
知己
暫時
敷設
煩う
戒める
紛糾
建立
示唆
出帆
逐一
賄う
流布
便宜
遂行
委嘱