埼玉県民の日

 今日(11月14日)は埼玉県民の日です。明治4年(1871)の廃藩置県の際に埼玉県が誕生したのがこの日だそうです。

 ただし、当時はまだ太陽暦導入前の旧暦であることや、当時の埼玉県は今の埼玉県の東半分だけなど細かいことを言ったらきりがありませんが、とにかく11月14日は県民の日となっています。いろいろとイベントもあるようですが、一般的には公立学校が休みになることくらいしか知られていないでしょう。私立学校は通常通り、もちろん仕事も通常通りです。

 塾も例年通常通り授業を行っています。今年は1週間後に期末テストを控えていることもあり、中学生は全学年塾で授業を行うことにしました。せっかくの休みなのにと思うかもしれませんが、うちの塾生はまじめな生徒が多く体調不良の生徒を除き全員出席しました。正規の授業時間以外にも塾に来て勉強する生徒もおり、なかなか感心します。

 埼玉県民の日があれば、川口市民の日もあります。こちらは川口市の人すら知らないくらい知名度は低いです。県民の日と違って休みにならないからでしょうか。ちなみに今年はたまたま日曜日だったので川口市民の日は休みでした。

川 口 ⇒ ||| 口 ⇒ 111 〇 ⇒ 11 10

ということで11月10日が川口市民の日です。ネタだろうと言われそうですが本当です。いつ決まったのかも知らないし、川口市民の日なのか川口市の日なのか川口の日なのか正式名称も不明です。川口市が誕生したのは4月1日なので日付も無関係です。

 ちなみに私が18年過ごした佐賀県、鹿島市には同様のものがあるかというと全く記憶にありません。ちょっと調べてみましたがやはり見当たりませんでした。どうやら県民の日などの扱いは自治体によって違うようです。郷土愛を持ってもらうためにも各都道府県にあってもいいと思います。

答え合わせ

 4つ前の投稿で私が描いた会心の絵がいったいなんなのか気になって眠れない人も全国に3人くらいいると思いますので、軽く答え合わせをしておきます。

もちろん何も見ないで想像で描いたものですが、我ながらこれはひどいものを描いてしまいました。

上は思いっきり反射していますが下のは分かりやすいと思います。もはや説明の必要はないでしょう、カリメロです。なぜか塾にカリメロのタオルが複数置いてあったのです。本物と私の絵があまりにも乖離しているのでこのへんにしておきましょう。

123.45.678

 先日、休み時間にとある学年の男子が戦っていました。テスト前はスマホ類の使用を禁止しているため休み時間暇を持て余して始めたようです。なかには休み時間にも勉強する生徒もいますが、休み時間は休み時間と割り切っている生徒もいます。うるさくしなければ休み時間は自由にくつろいで結構です。うちの塾は全員戸塚中ということで顔見知りが多く、休み時間のおしゃべりがいい気分転換になっているようです。

 で、何の戦いをしていたかというとタイトルにあるような数字の言い合いです。一人で言える数字(整数)は連続して最大3個までで、30を言った方が負けというものすごくよくあるルールです。暇つぶしにはもってこいです。数学的に言うと実はこのゲームには必勝法があるのですが、それに気づくかどうか(笑)

 何回かやっているうちに、ある数字を言えば絶対勝てることに気づいたようです。徐々にそのある数字が小さくなっていきますが、必勝法とまでは行きつかなかったようです。

 ネタバレをしますが、このルールの場合先に数字を言う人(先攻)が必ず勝てるのです。最初に言う数字は1です。あとは後攻が全力で頑張っても先攻は確実に勝てます。もちろん先攻でも必勝法を知っていないと勝てませんが、さて、必勝法が分かりますか?

 これを拡張して考えることも可能で、一度に言える数字をA個。Nを言ったら負けとして考えることもできます。これぞ数学です。AとNの組み合わせによって、先攻が絶対勝てる場合と後攻が絶対勝てる場合があります。これが中学生でわかったら相当すごいです。

段ボール恐怖症

 腰痛の方はだましだましでなんとかなってきました。が、一難去ってまた一難。今度は段ボールを開封中に右手人差し指の爪の間に段ボールがグサリと・・・

 その時はアイタ! という程度で放置していましたがしばらくしたら出血があったので絆創膏で押さえていると翌日には結構な大きさに腫れていました。ドラッグストアで消毒液と抗生物質を買って処置しますが数日経っても治る気配がありません。ということでまたしてもネットで近所の皮膚科を探すことに。

 近くで予約が取れるところを探し診てもらいました。液体窒素でかさぶた状にして様子を見ることになりました。痛みはだいぶ収まりましたが、しばらくは触れるだけで痛い。鉛筆で物を書くのも痛いといった具合でした。塾には大量の段ボールがあります。教材やなぜか箱買いしているジュース類などちょっと開けるのが怖くなりました。

何を信じていいのか分からなくなる

 今年最初の中間テストが終わり私の肩の荷も少しだけ下りました。肩の荷は下りましたがここ最近腰痛に悩まされています。私は塾の講師としては川口でもベスト3000に入るくらい座っている時間が長いと思います。授業と言えば立って行うという先入観があると思います。板書するときはもちろん立って書きますが、テキストを読んで解説するときは座っていることが多いです。座っていても塾生の様子は分かります。むしろ上から見るよりも同じ高さから見た方が塾生の視線や表情から理解度が分かることもあります。ただ座っているときの姿勢が悪いのか腰がやられます。実際のところ立っていた方が楽な気もします。塾生が問題を解いているときは、私がウロウロ歩いて解いている様子を見て回ります。

 ここ1週間くらいは湿布を貼ってごまかしていましたが湿布も底をつきました。それにドラッグストアで買う湿布は病院で処方してもらうのよりお高いのです。そこでついに観念して整形外科なのか接骨院なのか整骨院なのかどこにいけばよいのか分からずに、こんなときのための検索だと思って検索します。すると医院の名前や場所と同時に、最近では口コミまで表示されます。これがくせ者です。こういうのを何度も利用したことがある人はご存じでしょうが、ネットの口コミほどあてにならないものはありません。

 とある医院がやたら高評価だったので、よしここに決めた! と思って医院のホームページを見ると、ネットの口コミを記載してくれた方は○○○円引きの文字が・・・ なるほど高評価の理由が分かりました。もちろん本当に評判がいい可能性もあるし、値引きと引き換えに書かれた高評価なのかその判断に悩むわけです。ネットの口コミは意外と信じる人も多いようで、業態によっては クーポンや値引きと引き換えに口コミを書いてもらうというシステムは普及しているようで私の知らない世界でした。

 ただ、これが知人からの口コミなら信頼できるでしょうが、どこの誰だか分からない人の口コミなど信用できません。それは高評価も低評価も同じです。結局は自分の足で確かめるしかないようです。

 超超超蛇足ですが、塾にもいろんな口コミサイトやご丁寧に点数までつけてあるサイトがあります。これらが信用できるかどうかと言えば・・・  賢明な皆様なら言わなくても分かりますよね。結局、塾も知り合いからの口コミの方がネットの口コミより何百倍もあてになります。

やっぱり重い

 恒例の放置期間もそろそろ終了したいと思います。せっかくスマホでも投稿できるようになったのでこれはスマホから。PCでは打てない絵文字もいれてみます。📱⚽🌃✨

 ただ、いざ文字を入力してみると意外と重い。それにスマホで文字を打つのに慣れていないので入力ミスが多い。塾生と違ってフリック入力が半分くらいしかできないのです。イ段とエ段が←か→かで悩みます。あと、『ん』とか『を』で悩みます。

 さて塾生には内緒で更新していますが、結構読んでいる生徒がいて驚きました。前の投稿についても色々と質問されました。また、他の生徒は一言『長いです!』と(笑)

 確かにスマホで見ると長文ですね。私は今までPCで入力してPCで見ていたのでたいして思いませんでしたが、スマホだとこの程度でも長い部類ですか。まあ長文だと打つのに時間もかかるし校正にも時間がかかります。こう見えて校正はちゃんとやっています。塾の人間が書く文章で間違いだらけだと、はっきり言ってみっともないです。

 ということで期末も終わって日本戦も終わってやや時間ができたので、ボチボチ書きたいと思います。かと言って精神論とかありきたりの教育論は好きではないので、日頃の塾のことが中心となると思いますので、よろしくお願いいたします😌

スパム駆除

 どうやらスマホでも書き込めるようです。パソコンと違いスマホで文字を打つのに慣れていないので誤字脱字あるかも知れませんが、ご容赦くださいませ。こう見えて私は今までのブログは一応校正もして、誤字脱字ないように気を付けているつもりでした。塾のブログでそういうのはみっともないですからね。

 ただスマホで書くとなると慣れるまではミスを連発するかもしれません。スマホだと変換にパソコンではほぼ現れない絵文字が出てきます。例えば①📱 ②🐱 ③💯 こういうのはどう表示されるのでしょうか。スマホでブログ書いている人には今さらかよと思われるかも知れませんが気になります。

 さてタイトルの件です。このブログ最近数日おきにスパムコメントが送られてきます。私が承認せずに削除しているので公開はされませんが、IPアドレスをブラックリストに入れても次から次に侵入してきて困ったものです。

 また、すでに更新しなくなって2年近くなる旧ホームページのブログにも100近くのスパムがありました。まあ消すのに1分もかかりませんが、誰も見ない昔のブログに送信するとか無駄な努力ですね。その努力を他のことにいかしてほしいものです。

書き込みテスト

 ちょっと書き込みテストです。今までこのブログはすべて自宅または塾のパソコンから書き込んでいました。これをスマホからでもできないかと、今スマホでログインして書き込んでいます。

 自宅ではソファーの上でだらだらしていることが多くなかなかパソコンに向かうのは一苦労なのです。スマホでできるならゴロゴロしながらでもできるかなと思ったのです。

 数字とか細かいものはパソコンを使い、文字中心ならスマホでいけるでしょうか。

5ラウンドシステムの成果?

 川口市では昨年度の教科書改訂に伴い全中学の英語で5ラウンドシステムというのが開始されました。横浜の中高一貫校が採用して効果があったらしく、数年前に熊谷市の全中学校も始めこれに川口市も追随した形です。このブログでも何度か取り上げましたが、はたして成果は出ているのでしょうか? それとも1年や2年では簡単に現れないのでしょうか。

 5ラウンドシステムの内容については説明を書くと長くなるので各自検索してください。基本的に光村の教科書に合わせたもので、ご丁寧に光村図書からは学校向けに5ラウンドシステム用の教材も販売されています。もちろんこれで効果が出ればいいのですが。ただ、学校や塾関係者はご存じかと思いますが光村と言えば国語のイメージが強すぎます。英語ではかなりマイナーな会社です。英語と言えばほとんどが東京書籍(NEW HORIZON)か開隆堂(Sunshine)か三省堂(NEW CROWN)です。

 埼玉県でも光村を使っているのは今回から採用された川口市と以前から使っている熊谷市など一部です。中身はというと今までの教科書と比べると非常に使いづらいというのが第一印象です。5ラウンドシステムに合わせて作ってあるのだから今までの使い方では無理があるのは当然でしょう。複数の教材会社の営業の人から聞いた話でも、この5ラウンドシステムに対する評価は現状厳しいものがあるようです。まあ慣れたら評価も上向くかもしれません。

 先に採用した熊谷の評判を全くと言っていいほど聞きません。中の人(教科書会社、教育委員会関係者)は成果をアピールしますが、はたしてどうなのでしょうか。客観的な指標として毎年埼玉県で実施されている学力テストの得点が公表されているので調べてみました。本当にアピールするほど熊谷の中学生の英語力が上がっていれば得点も平均よりずば抜けていいはずです。川口市にも期待ができます。

毎年4月~5月実施なので英語は中2と中3のみです。まずは中2を見てみます。
(出典:埼玉県教育委員会)
平成27年 県平均 70.1 熊谷平均 71.6
平成28年 県平均 58.2 熊谷平均 60.0
平成29年 県平均 59.7 熊谷平均 58.4
平成30年 県平均 65.4 熊谷平均 63.6
令和元年 県平均 56.3 熊谷平均 54.2
令和2年 県平均 57.3 熊谷平均 57.4
令和3年 県平均 62.6 熊谷平均 61.7

最初の2年は平均より高いのですが、熊谷市の全中学で5ラウンドシステムが始まったのは平成28年です。つまりテストの結果に表れるのは早くとも平成29年。そこで平成29年以降を見ると軒並み県の平均以下です。令和2年が唯一0.1点だけ上回っています。

つづいて中3も見てみます。
平成27年 県平均 66.0 熊谷平均 67.3
平成28年 県平均 59.2 熊谷平均 60.7
平成29年 県平均 55.3 熊谷平均 56.4
平成30年 県平均 58.5 熊谷平均 56.7
令和元年 県平均 55.8 熊谷平均 55.7
令和2年 県平均 55.7 熊谷平均 56.2
令和3年 県平均 60.0 熊谷平均 59.3

 こちらも取り組みが結果に表れるはずの平成29年以降でみても特別にすばらしいという数字ではありません。やはり効果があると言われたら、平均で10点くらいは高くないとなんとも実感がわきません。少なくともペーパーテストでは効果はほとんど見られないと考えるのが妥当ではないでしょうか。ひょっとしたらスピーキングに極めて効果があるのかもしれませんが、それは数値として確認することはできません。点数ではない部分で力がついていると言われたら、判断のしようがありません。

 最初に始めた横浜の中学生に効果があったのは理由があります。この学校は公立ですが中高一貫で中学受験をしている中学生です。高校の進路実績をみても国公立をはじめ難関大学に何人も合格するような学校です。つまりこの時点で普通の公立中学生とは基礎学力が違います。中高一貫ということで高校受験も考える必要がなく、英語の履修時間も普通の公立中学よりは何時間も多いのです。そのあたりを考慮せず、あの学校でできたからうちでもできると考えたとしたら発想が安易すぎるのではないでしょうか。そもそも普通の公立中の1年と言えばアルファベットや単語すら怪しい生徒も多くいます。さらに履修時間も少ないのに同じ成果を期待するのは酷というものです。

 川口の結果も今年くらいからボチボチ分かるはずです。ただ先生たちも試行錯誤でしょうからもう少し長い目で見た方がいいのでしょうか。先ほども書いたように少なくともペーパーテスト向きではないと思います。これが何十年も先の英語教育を見越してのものだったら四の五の言わずに歓迎したいところです。

 20年くらい前に全国的に広がって小学校の授業や自習でも取り上げられた百マス計算とは違って、こちらはそれほど流行の兆しを見せているというわけではありません。これが広がるかどうかは現場の先生たちと生徒たちにかかっています。もちろん提唱している光村の教材にも。

マリアさまのこ~ころ~

 何かと評判の良い今作の朝ドラ「舞いあがれ!」今のところ録画をためずに順調に見ています。話の内容はよく分かりませんが、主人公がパイロットになる話? 主人公の福原遥さんという人は良く存じませんが、以前Eテレに出ていたそうです(それも知りませんでした)

 現在は朝ドラおなじみの子役ターンで舞台は五島です。前にも書いたように私の出身が隣の佐賀県とあって、言葉もすんなり入っています。一般的に九州弁は早口で怒っているように聞こえるそうです。確かに振り返ると九州弁(特に北部)は早口で、ガサツな印象があります。そういえば、第6話だったか五島弁かるた?かなにかのシーンで、「みんのみんにみんのひゃってみんのみんのいたか」と方言全開のシーンがありましたね。ちょっと調べたらあのかるたは番組用ではなく、実際に存在するようです。

 第1週でもチラッと登場し第7話でも再登場したのが、タイトルの ♪マリアさまのこ~ころ~ という歌です。エールでも出てきましたが長崎はキリスト教徒が多い街として知られています。私はキリスト教とは縁もゆかりもないのですがこの歌には何とも懐かしさを覚えました。よく考えたら幼稚園でよく歌っていたのです。

 幼稚園は近いというだけで通っていた鹿島カトリック幼稚園。名前の通りキリスト教(カトリック系)の幼稚園です。別に家庭の宗教などは関係なく入園する園児がほとんどで、私も近所の幼馴染みと通った記憶があります。

 幼稚園で歌っていたのですね。 私の記憶では 
マリアさまのこ~ころ~ それ~はやしのみ~  でしたが気になって検索すると正しくは
マリアさまのこ~ころ~ それ~はあおぞら~  でした。全然違う(-.-)
 ただ2番の歌詞は
マリアさまのこ~ころ~ それ~はかしのき~  でこれが記憶に残っていたのでしょうか。

あとこれも教会のシーンででてきた「天にましますわれらの~(以下失念)」これもうっすらと記憶にありました。数十年ぶりでも記憶の片隅にあるものですね。恐るべし幼児教育。幼稚園の夏休みか何かの時に部屋の壁に貼って毎日お祈りする宿題が出ていたようなのを思い出しました。懐かしくて、鹿島カトリック幼稚園を検索すると当時のままの様子で出てきました。毎日見ていたマリア様の像とか、土曜日に入っていたお御堂という教会も残っていて嬉しくなりました。

 あと、同じくお祈りで思い出したのが
めでたしせいちょうみちみてるマリア、しゅおんみとともにまします ~~~ というものです。意味は全く分からずに呪文のように唱えていました。ちなみに私の記憶では冒頭は
めざましせいちょうみちみてるマリア でいきなり間違えていました。

 ということで、朝ドラでふいと数十年前のことを思い出したここ数日でした。