小6だいぶ進化

 今日は水曜日で夕方には6年生の授業がありました。先週の水曜は中学生のテスト前だったので授業はお休み、2週間ぶりの6年生の授業です。

 いつものように宿題を回収した後小テストです。当塾の6年生は毎回英語の小テストを行っています。去年は2ヶ月ほど開始を遅らせたため9月からのスタートでしたが、今年は4月から始めています。第1回の小テスト後には、あまりにできがよろしくなかったので、今まで一番悪かった去年の6年生よりさらに悪いと酷評しました。

 ちなみに一番悪いと言った昨年の6年生つまり今年の中1生でも中間テスト・期末テストとも塾生平均90点を超えており問題はありません。あくまでも当塾基準です。

 これでやる気に火がついたのかどうか分かりませんが、今年の6年生も回を追うごとに平均点が上昇してきました。第1回小テストの平均点は100点満点換算で66点だったのが今日行った第10回の小テストでは91点まで取れるように。1名しかいなかった満点も今日は6名になりました。

第10回小テスト

これは今日実施した第10回の小テスト。文字も丁寧に書けていますね。前回学習した否定文です。習い始めの小学生で間違いやすい形容詞やaの要不要も出題されています。また単語はこれまた初心者に多いb、dのミスが塾生にも多く見られたので、今回はb、dで始まる単語だけを選んで出題しました。

 今年から中学の教科書が変わり全国的に英語はかなり難しくなったと言われています。川口市で使用する教科書も同じです。ただし何度も書いているように今年から採用されている5ラウンドシステムにより、今年の中1はテストでも記述がほとんどありません。他の市ではおそらく文法も習っているでしょうが、川口市の中1ではそういう話は聞きません。だからといって北辰や入試に文法が出ないはずがなく絶対に必要です。

 ということで当塾では小学生のうちから文法もライティングもより重視した授業を行うようにしました。中学ではあまり習わないようなので、その分塾で行うということです。

夏期講習のご案内

 2002年に創立した当塾にとって今年は区切りの20回目の夏期講習となります。例年この時期には中3は満席になっていることが多いのですが、今年は若干の空きがありますので外部生の方向けにご案内をいたします。なお、チラシ等での告知はいたしません。ご案内はウェブのみとなります。

対象:戸塚中学校の3年生(当塾は戸塚中生限定です)
日程:7月26日(月)~ 8月31日(火)
時間:午後2時30分 ~ 午後6時30分
教科:5教科(中1からの総復習)
費用:60,000円 別途教材費 9,000円

教科選択などはございません。受講者全員が5教科受講となります。詳細な日程や時間割は下記のPDFファイルをご覧ください。なお、7月17日(土)までにお申し込みの方は内部生と同じ料金(50,000円 教材費 5,000円)で受講いただけます。募集人数は最大で4~5名となります。よろしくお願いいたします。

 中学1年生と中学2年生については夏休み中も通常授業を行います。そろそろ塾で勉強をとお考えの方は、随時承っております。月謝は18,000円で、別途教材費が必要になります。7月17日までにお申し込みの方は教材費は免除といたします。残席はあとわずかで、中学1年生は2~3名、中学2年生はあと3~4名となっています。

 ご不明な点はお問い合わせください。

三者面談開始

 期末テストが終わりました。当塾では毎年3月には全中学生を対象に、さらに7月と11月には中学3年生を対象に三者面談を実施しています。先週塾生に案内を渡しました。早速今日から中学3年生の今年度2回目の三者面談がスタートしました。

 今回は1組当たり40分の時間を取っています。もう当たり前になってしまいましたが、感染防止対策は継続中です。中央に大きなアクリル板(幅1mくらい?)を置いています。時間はLINEで連絡して決める方が多くなりました。その方がお互いにスムーズにいきます。

 うちの塾は保護者の方も運営に大変協力的で、まだ面談の案内を渡したばかりなのにすでに半数以上の方からお返事をいただきました。北辰図書や教材会社さんから提供された資料も使って面談を行います。内申点が重要なのは変わらないようです。いくら北辰でA判定が出ても内申がよろしくなければ入試はうまくいかないということです。そのあたりの具体的な話も進めていきます。あとは夏休み以降の勉強について。

 昨年は中止になった学総も今年は実施されています。塾生たちは部活も頑張っているようで、中3の半数以上は県大会に進みます。つまり部活はまだまだ続くということです。部活と言えばうちの塾生は生徒会長や生徒会の役員や学級委員以外にも部活の部長をやっている生徒が多いのも特徴です。勉強だけではないと言うことです。毎年1学年10人少々の塾生数ですが、私の記憶が確かならおととしも去年も部長が4人いたはずです。今年の中3は同じ部活の生徒が多く、塾生が所属する部活は5つですがそのうちの3つの部で部長をやっています。

 引退するまでは部活も頑張ってほしいと思います。

 さて今日は中2の授業でした。テストが終わったばかりなので昨日の中1同様テストの解説を少々行いました。英語は中1のようにリスニングの割合が増えていました。60点分です。うーむ、心配です。昨日中1はテスト前に塾で英語は1秒も勉強していないと書きましたが、さすがに中2は数時間学習時間をとりました。

 理科は生物はそれほどでもありませんが、化学の計算がちょっと難しかったようです。社会は明らかな出題ミスが1問ありましたが、はたしてどうなるのでしょう。数学はまあそれほど難しい問題ではありません、が中2の1学期期末は平均点が下がるのが恒例です。なぜなら連立方程式は時間切れになる生徒が多いからです。何年も教えているとそれが分かっているので、塾生には前もって時間の使い方、解き方を教えていました。

 全体的に中2生の問題は難しくはありませんでした。が、簡単でもなくしっかり勉強していれば結果に結びつくと思います。これから夏休みになり、次のテストまで3ヶ月以上間が開きます。よく言われるように2学期の中間テストは、夏休み近辺の過ごし方によってものすごく差がついてしまいます。塾生の皆さんには夏休み中も今までと同じように勉強の習慣を続けてもらいます。

テスト終了

 昨日・今日で1学期の期末テストが終了しました。中間テストからそう日にちはたっていませんが、はたしてどうだったでしょうか。

 今日はまず夕方に5年生の授業を行いました。先週は中学生のテスト勉強でお休みにしたため今日は2週間ぶりの授業となりました。休みにする分も考慮して前回多めに説明していたこともあって、まだ塾の方が進んでいるようでした。

 前半は復習に少し取り組んで後半は先に進みました。前もって作図用具(コンパス・分度器)を持ってくるように話しておきました。今日は合同の説明です。中学2年生で詳しく扱いますが、合同が最初に出てくるのは5年生です。今までの小数の割り算は計算でミスをする生徒もいましたが、今度の単元は結構スムーズに理解できているようです。

 5年生の算数は質・量ともに6学年の中でももっともハードです。なるべく多くの問題に触れさせたいと思います。また2学期からは小テストも開始したいと思います。

 夜は中1生の授業。期末の問題を見せてもらい若干解説を行いました。前回は5科の学年平均が400点で400点以上が150人以上もいるという前代未聞のテストでした。さすがに今回はそこまで高い平均にはならないでしょう。

 国語は飛ばして、数学は塾生たちに聞くとまあまあできたようです。理科は前回がマークシートでしたが今回は記述になることは予め分かっていたので、わりと時間をかけて対策をしていました。おかげでこちらもまあまあできたようです。社会は地理ですが、これまた時間をかけて対策を行ったため、まあまあできたようです。まあまあがどれくらいは個人差があるでしょうか。

 理社に時間をかけることができたのは英語の存在が大きいです。何度か書いていますが、川口市に今年から取り入れられたラウンドシステムで定期テストは迷走中です。前回の英語はリスニングが86点。今回は半分くらいになると思っていましたが、テスト範囲を見たらどうにも今回もリスニングが多そう。結局今回も80点分がリスニングでした。記述の20点は単語10問のみ。

 わずかに見た他地域の塾ブログによると、今年から難しくなった英語の教科書のため、どこもかなりテストの平均点は下がっているようです。それは私も最初に教科書を見たときに想定したことです。が、はたしてこの地域の英語はどうでしょう。1年生は中間テストで86点分、期末テストでも80点分がリスニング問題です。塾では期末前に英語の勉強は1秒も行っていません。テスト範囲を見て勉強することがなかったからです。その分理科や社会に時間をまわすことができました。おそらく英語の塾生平均は今回も80点を軽く超え90点近くになるのではないかと思います。

 ですが、はたしてこれでいいのでしょうか? いくら校内で高得点が取れたとしても、塾や通信教育などで勉強していない生徒は簡単な単語しか書けない、文法はほとんど理解していないのではないでしょうか。おそらくラウンドシステムを導入している川口市の中学はどこもそうでしょう。他の地域の中学生は難しくなった教科書と格闘しているのに、です。

 私はまったくこれでいいとは思いません。よってしばらく定期テストから離れられる来週からは、普通に中1として必要な文法をがっつりと教えていくつもりです。私はいまだにラウンドシステムには懐疑的です。2回の定期テストを見てその考えはますます強くなりました。うちの塾生を英語ができない生徒にはしたくないので、来週からはしばらく英語に力を入れていきたいと思います。

粛々と

 戸塚中はテスト前ということで今週はずっとテスト勉強。来週の木曜まで続きます。今日は昼過ぎから中1⇒中2⇒中3と入れ代わり立ち代わりの全塾生対象でした。塾ではすでにテスト範囲は終わっているため粛々と勉強をすすめます。中1も2回目とあってテスト勉強にもだいぶ慣れてきたようです。

 今回は学総と重なっているため何度か学校で授業を受けていない生徒もいます。まだテスト範囲が終わっていない教科もあるようです。やはり学総とテストがあまりにも近すぎる今回は日程の組み方に若干問題があったような気がします。学総といっても参加するのは市内の中学生でテストがあるのは分かっているのだから、日程を決める人はもう少し配慮してほしいものです。本当にその日しかダメならしかたありませんが。はたしてそうなのでしょうか。

 ということでテスト前でいろいろ問題を作成したり、また今後の予定(夏期講習)などを考えていてまたしてもこちらの更新が滞っていました。ちなみに前回書いた首痛は脅威の回復力で1日で治りました。ドラッグストアで買ったロキソニンテープは無駄になってしまいました。

 夏期講習については塾生にはすでに案内を渡しております。簡単に触れておくと中3は1日4時間で25日間。5教科の復習で費用は内部生と外部生で違いますが、7月17日(土)までにお申し込みの方は内部生と同じになります。いずれ掲載しますが費用は大手塾の半分くらいだとお考え下さい。もちろんすべての授業を塾長が行います。詳細は後日掲載します。外部生も若干名ですが受付可能です。おそらくこの学年で外部生を受け付けるのは夏期講習が最後になると思います。

 中1・中2については特に夏期講習という体はとりませんが、7月は外部生募集期間とします。いずれの学年も残席はあとわずかとなっています。また今回もとくに講習等の告知のチラシは作成しません。入塾をご希望の場合は直接お問い合わせをいただくか、塾生または保護者の方経由でのお問い合わせをお願いします。

テスト前2週間

 この前中間テストが終わったと思っていたらもう明日でテスト前2週間です。

 さて今日は水曜日ということでまずは夕方の6年生の授業。5年生の頃に比べたらだいぶましになってきましたが、過去の6年生と比べたら勉強に対する姿勢はまだまだです。まず算数は分数の割り算で、かなり終盤の内容になりました。その後は英語です。今日は第8回の小テスト。第1回の時はどうなるかと思った小テストのできばえも8回目にしてそれなりに見られるものにはなってきました。まあ私の要求するものは結構高いので、今のままでも平均的な6年生としてはかなりできる方だとは思います。が、この程度で満足してほしくはないのです。今日は形容詞を含む文章を教えました。細かく言えば限定用法の方です。

 夜は中2の授業です。今回は早めに渡されたらしいテスト範囲を見せてもらいました。当塾ではテスト範囲が発表された瞬間、通常授業を進めるのをストップしてテスト範囲の勉強を行うことにしています。もちろんテスト範囲が終わっていなければそちらを優先させます。まだ日数があるため、範囲の変更も考慮しながら学習していきます。ぱっと見た感じ、英語はとりあえず範囲表に書いてあることを中心に。数学は連立方程式がメインですが、毎年の中学2年生の1学期期末で陥りやすい事柄を何度も話しておきます。社会は地理の産業と九州地方。理科は化学変化の後半(計算問題)と1年から移動してきた植物の働きとか細胞です。

 塾生にとって理科と社会は簡単でしょう。テスト前には数学と英語に時間をかけることになりそうです。このあたりは学年ごとに範囲を見ながら熟考していきます。すでに学校で習ったという連立方程式の文章題。早速ホワイトボードに例題をドンドン書いていきます。正解率の高い問題、逆に低い問題、こちらの想定通りになりました。

 数学は暗記中心の理科や社会と違って、いろいろな設定で例題を出すことができます。テキストに載っていないような例題をいかにスムーズに出題できるかは、経験が必要です。前もって準備してもいいのですが、生徒の話を聞きながらそれにあった問題を出す臨機応変さが必要になります。もちろん答えも自分で考えなければなりません。塾でアルバイトをする学生講師には数学だけは他教科の倍くらい時給を出してもいいのではと思えるほどです。

 ということで、しばらく塾の授業は期末の勉強が中心になります。いつも言うことですが、塾生の皆さんはまずは学校の提出物をさっさと終わらせるようにしてくださいね。

小学生用英語プリント

 今日は水曜日で夕方は6年生、夜は中2の授業がありました。

 6年生は当塾の中で一番人数の多い学年です。中学生よりも多いのです。それに塾に来る時間も早く積極的なのはいいことです。が、現在私からいろいろとダメ出しをされることが多いのもこの学年です。文字の書き方、ゴミの始末、宿題や課題に対する姿勢などなど。いかに今まで気をつけていなかったのかがよく分かります。ということで小学生のうちにこのあたりは直してもらう必要があるので私も何度も何度も口を出していきます。今の6年生のうち何人が中学になっても塾を続けるのか分かりませんが、中学では勉強に集中できるようにいまのうちに直してもらうのです。

 さて前回うちの塾は時間割が不定だと書きましたが小学生は毎回決まっています。6年生は算数と英語です。今日はまず分数の割り算の続きで3つ以上の分数の乗除、帯分数などの計算を。そのあとは英語です。中学の英語が難しくなったのは全国的に言われていますが、川口市の場合はそれとはまた別の問題を抱えているので小学生のうちになるべく基本的な文法は教えておきたいと思います。昨年まで塾で小学生に教えていた内容の倍くらいを目安にしています。それは文法も単語もです。したがって6年生の途中から入塾される場合は英語がちょっと難しいと感じるかもしれません。今年はすでに募集終了していますが、来年以降も同様です。

 とはいっても英語初心者の6年生にいきなり難しい内容を教えても理解できないのは明らかです。なるべく理解できるように1日1項目に限定して教えています。そのために毎回授業にあわせたプリントを作る必要があります。小学生の英語のテキストは使いやすいものを未だかつて見たことがないのですべて私が自作しています。

 授業前日までに5種類のプリントを作っています。
1 小テスト用プリント
2 練習プリント(和訳)
3 練習プリント(英訳)
4 課題プリント
5 宿題プリント

 これを毎回作っています。先ほど書いたように今年から内容をパワーアップさせる予定なので昨年までのは使いません。毎回塾生の理解度を考えつつ作っています。板書も行いますが、なるべく時間短縮を図るためにプリントを用意します。テキストは小学生用のでいいのがないので、この学年には中1のマイクリアをもたせることにしました。文法中心で問題もたくさん載っていていいと思ったからです。中1用ですが6年生でもできるところを解かせます。時間的に半分できればいいと思っています。残りは中1になってから取り組んでもいいでしょう。

中1用の英語マイクリア 当塾では6年生のテキストとして使用しています。先週数ページ解いてもらって回収しました。私が添削して後ほど返却します。

ちなみに、このテキストに限らず小学生の英語は宿題も小テストも練習プリントもすべて私が全員分添削をします。もちろん各個人につけさせた方が私は楽ですが、小学生のうちは細かいミスに気づかないままマルにする生徒が多いのです。それをすべてチェックして返却します。1年がかりで細かいミスを修正するのです。これを全員分ですから大変と言えば大変ですが、中学になってから直すよりはましなので当塾ではこのような方針で英語の授業を行っています。

 こうやって1年がかりで英語の勉強をしてきた生徒と、中学生になるまでほとんど英語の勉強をしていない生徒ではやはり中1の時点で相当な差がついており、その差を埋めるのは容易ではありません。いま小学校で英語の授業があるといっても、塾のように文法を習ったり単語の練習をしたりするものではありません。中学入学時点での英語の学力差は数学の比ではないのです。

うちの塾にないもの

 今日は火曜日で中1の授業日でした。この前中学最初の定期テストが終わったと思っていたらもうあと3週間で次は期末テストです。前回の中間テストは塾も学校もあり得ないくらいの平均点の高さでした。当塾の1年生は1桁順位と10番台が一人ずついました。塾生には中間テストの前から話しているとおり、この平均点がずっと続くことはあり得ません。250人全員の得点が回を追うごとに下がっていきます。逆に言うとずっと同じ得点をキープできたら自動的に順位は上がると言うことです。

 さてタイトルの件です。おそらく全国の学習塾の9割(いやもっと)にはあるのにうちの塾にはないものがあります。10年くらい前まではあったのですが、いろいろと状況が変化して自然消滅したものがあります。それは時間割です。普通の塾は教科によって教える先生が決まっていて時給も発生するので急に授業がなくなっては困るでしょう。時間割は半分は生徒のためであり、半分は塾の都合です。ところがうちの塾の場合教えるのはすべで私なので教科が変わっても何の問題もありません。むしろ毎週毎週均等に時間を組むのは時として不都合な場合もあります。

 それは学校の授業の進度が速すぎる場合、または遅すぎる場合です。授業開始時に必ず今学校でどのあたりを習っているのかを確認します。別に学校に合わせる必要はありませんが、内申もあるし定期テストがあるうちはなるべく合わせるようにします。内申が関係なくなる3年生の2学期末以降は学校に合わせることはなくなります。

 それに塾生の理解度や欠席状況などいろいろ考えて授業の時間割を決めています。それでも無計画というわけでなくある程度は決まっていますが、場合によっては1日の授業が社会・社会・社会になることもあれば、数学・英語・理科になることもあります。

 もちろんこんなことができるのは塾生全員が戸塚中生だからです。それに私が全教科教えているからです。ちなみに今日の中1は社会・社会・数学となりました。前もって社会も数学も今日までの宿題を出しており、まあ予定通りと言えば予定通りです。社会は気候帯の区分で数学は素因数分解の利用の問題です。何度か書いているように川口市の英語はちょっと訳の分からない方向へ進んでいるので塾でも対応に困っているところですが、期末が終わって時間ができる7月・8月あたりは学校の授業を無視できます。この期間になるべく進めたいと思います。

 そういえば今日塾が終わって帰宅しているときに、ふと声をかけられました。すぐに誰だか分からずに失礼ながら「誰ですか?」 そこで名前を聞いて思い出しました。15期生(緑ジャージ)のYさんでした。お母さんと出かけた帰りだったようです。毎年のように顔を出す生徒は卒業しても覚えていますがYさんを見たのは3年ぶりくらいでしょうか。それにしても夜でしかもマスクをしていたのに、よく一瞬すれちがっただけで分かりましたね(笑)

 うちの塾の卒業生は戸塚中だけで200名以上、途中でやめた生徒や今いる生徒をあわせると300名以上この地元にいることになります。もちろん保護者の方も相当な数に。実際元塾生や保護者の方に会うことはしょっちゅうです。卒業後あまり来ていない人も、身近すぎてあえて塾に顔をだすという発想に至らないのかもしれませんが、いつでも遊びに来てくださいね。たぶん、覚えていると思います。

高校受験案内

 今日は中3の授業の時に高校受験案内を渡しました。家庭でも購入されると同じようなものが2冊になるので、前もって塾から渡すことは話していました。受験案内を手に入れるようにといくら話してもなかなか実行しない生徒もいるでしょうから、当塾では創立以来毎年受験生全員に塾からプレゼントしています。

埼玉県の全公立高校・私立高校および都内の私立高校が収録されています。塾生が受ける可能性のある高校はほぼすべて載っているでしょう。

 この本は全部で数百ページあるので本の見方を説明しました。特に偏差値についてはきちんと説明しておかないと誤解することになります。偏差値は絶対数値だと思っている人もいますが、とんでもない。偏差値は相対数値です。資料によってもその数字は違います。特にネットに載っている偏差値は信用できないものがかなりあります。一つ例を挙げると今年から選択問題実施校になった川口市立高校ですが、某有名家庭教師サイトを見るとなんと偏差値50になっています。ちなみに近隣の高校では川口北66、越ヶ谷65、浦和南62、県立川口55 と書いてあるのになぜか川口市立の普通科は50です。受験に詳しい人ならこの数字がおかしいことはすぐに分かるでしょう。他の高校の数値が若干高めなのも気になります。

 埼玉県の受験生にとって信頼できる数字は北辰テストです。その是非はさておきこれは何年も変わらない事実です。よって今日渡した受験案内も北辰で言うとどれくらいなのかというのを説明しました。北辰の基準とこの本の基準では少し違うからです。

 休み時間にも熱心に見ている生徒もいました。学校の方はまだ学総がありなかなか受験モードとはいかないでしょうが、塾では少しずつ頭を受験の方に切り替えられるように私も話していきたいと思います。7月には三者面談、夏休みは夏期講習(100時間)それが終われば入試までもう半年になります。

中2先に進む

中間テストの結果が全員そろったので教科別のベスト10を掲載しておきます。

国語
96点 (中1・女子)
92点 (中3・女子)
92点 (中1・女子)
91点 (中2・女子)
91点 (中1・女子)
89点 (中3・男子)
89点 (中3・男子)
89点 (中2・女子)
87点 (中2・女子)
86点 (中2・女子)

数学
100点 (中1・女子)
100点 (中1・女子)
100点 (中1・男子)
 98点 (中1・女子)
 98点 (中1・男子)
 97点 (中2・女子)
 96点 (中1・男子)
 96点 (中1・男子)
 92点 (中1・女子)
 91点 (中2・女子)
 91点 (中2・女子)

英語
99点 (中1・男子)
98点 (中1・男子)
98点 (中1・男子)
97点 (中2・女子)
96点 (中1・女子)
96点 (中1・女子)
96点 (中1・女子)
96点 (中1・男子)
93点 (中2・女子)
92点 (中1・男子)
92点 (中1・女子)
92点 (中1・女子)

社会
100点 (中3・男子)
100点 (中2・女子)
 99点 (中1・男子)
 98点 (中2・女子)
 98点 (中1・女子)
 98点 (中1・女子)
 97点 (中1・男子)
 96点 (中2・男子)
 96点 (中1・女子)
 96点 (中1・男子)

理科
100点 (中1・女子)
 98点 (中1・女子)
 94点 (中2・女子)
 92点 (中2・女子)
 92点 (中1・女子)
 91点 (中3・女子)
 91点 (中3・女子)
 86点 (中3・男子)
 84点 (中2・女子)
 84点 (中2・女子)
 84点 (中1・男子)

 さて、今日は中2の授業の日でした。中間テストも終わり学校の授業も順調に進んでいるようです。ということで塾の方でも期末に向けて進んでいきます。今年は教科書も変わったので例年以上に気を遣って授業を進めています。

 今日は英語・英語・数学の授業を行いました。英語は学校ではラウンドシステムということでリスニングの嵐、なんとなく話の内容は覚えているけど文法とか単語は全く知らないようです。教科書の順番では今はUNIT2です。 UNIT2(1)では動名詞を学習することになっていますが、単語は難しいし文法の説明はほとんどないし、そのくせにわずか1ページで動名詞の4つの用法を学習しなければなりません。進めば進むほど使いづらい教科書です。川口市の教育委員会には次回の改訂の際には、是非とも他の教科書を採用してほしいと切に願います。UNIT2の先の方を見ても文法というよりも会話文の連続です。これでは英会話用のテキストです。英会話が悪いとは言いませんが、入試に対応できるかといったら甚だ疑問です。

 おそらく学校でもそれほど詳しい説明はできないでしょうから、塾でしっかりと教えることにします。動名詞の説明を2時間がかりで終えました。前にも書きましたが1年くらい経ってから今のシステムの不備にいろいろな人が気づくと思います。私は早めに気づきました(笑)

 3時間目は数学です。今日から連立方程式。期末テストのメインとなる部分です。おそらく50点以上は連立方程式関連の問題です。初日に話をしましたが期末テストでは時間切れになる生徒が多数います。それは計算が終わらないからです。ということで速く正確に解けるようにという話をしました。目標は1問1分以内です。

 1問1分というのは平均でです。最初の方の簡単な問題は10秒もあれば終わります。分数とか(   )とか複雑な式には時間がかかるから平均で1問1分ということです。それなら時間切れになることはないでしょう。

 連立方程式の解き方は10パターンくらいあります。今日はその最初の最初、いちばん基本となる解き方を教えました。連立方程式はとにかく練習あるのみです。解いて解いて解きまくればできるようになります。そのために塾では解き方を教えていきます。

 次回は、英語と数学と社会の予定です。