小6英語は形容詞の限定用法

 今日は金曜日で夕方には6年生の授業がありました。6年生はうちの塾で授業を行っている全5学年のなかでは一番人数が少ない学年ですが、毎週元気に頑張っています。英語の授業も10回目くらいでだいぶ慣れてきたでしょうか。あれもこれもと詰め込みすぎると覚えきれないので、1日に1つハッキリとテーマを決めて学習しています。教科書に載っているようにただなんとなく英文を覚えて、ではありません。 今日は形容詞について学習しました。形容詞は大きく限定用法と叙述用法がありますが、今日は限定用法について。形容詞という言葉は教えましたが、限定用法という言葉は教えていません。そのあたりは必要に応じています。

 言葉にすると何やら??? ですが、要は a book が a new book になるというものです。これもしっかり教えないと、a の場所がおかしくなったり冠詞のa と an も怪しくなってしまいます。ホワイトボードに一通り書いてあとは用意したプリントです。英語は前に問題を書くと写すのに時間がかかる生徒もいるので、板書は必要最低限にしています。

 今までに塾で習っている主語はI You This That だけなのでこれを使った文章です。学校の教科書にはもっといろいろな文章が載っていると思いますが、学校で習っていても理解していないものとして塾では教えています。ですから過去に塾で習ったものを使って新しい文法を教えていきます。つまり毎回毎回の授業につながりがあります。

 2学期中に be 動詞の文章の基本は一通り終える予定です。3学期には一般動詞とcanと複数形まで行ければ計画通りになります。6年生は塾で学習する時間は週1回なので、これだけで英語ができるようになることはまず無理です。今までの塾生が中1になっても英語で苦労しなくてすんでいる人はどうしているかというと、6年生の授業以外に宿題を完全にやってきて毎回出している英語の小テストも満点または満点近く取っています。そのためには、塾で学習したことをきちんと家でも復習しているということです。分からない単語はきちんと調べているということです。宿題に書いた単語が間違えていないかきちんとチェックしているということです。こういう努力をしないで、塾に行っているから英語ができるようになる と思ったら大間違いであるということを頭に入れておいて欲しいと思います。

100問テスト

 9月に入り小学生も通常授業に戻ります。今日は金曜日で6年生の授業がありました。毎年6年生の2学期最初の授業では英単語テストを行うことにしています。夏休み明けには単語の意味を、冬休み明けには日本語から英単語に直す問題を、それぞれ100問というのが最近のパターンです。

 単語の意味とはいっても6年生はまだ塾では英語の授業を始めて日が浅くもちろん単語は100個も登場していません。前もってリストを渡しており読みのチェックなどはしています。いきなりプリントだけ渡して覚えて来いでは難しいでしょうから、そのあたりは時間をかけています。ただこの学年、東小と綾瀬小で普段の小テストにもかなりの差があります。今日のテストはまだ採点は終わっていませんが、空欄の多い生徒もいました。逆にしっかり覚えてきていて満点近い生徒もいるようです。

 塾に行くだけで勉強ができるようになると思ったら大間違いで、塾にいる時間は1週間のうちのほんのわずかです。家にいるときにどれくらい家庭学習ができるかで皆さんの学力の定着度合いは決まってきます。早い話が、勉強ができる生徒は塾で渡された宿題や課題にしっかりと取り組んでいる生徒です。ただ終わらせるだけではなく、しっかりと というのがポイントです。

 ということで、6年生の段階ですでに家庭学習の習慣がついている生徒とついていない生徒に差がありますが、せっかく塾に来ているのですから今まであまり家で勉強してこなかった皆さんには、なるべく早いうちに家庭学習の習慣をつけさせたいと思います。中学になってからでは、やや手遅れだと思ってください。

6年生英語

 今日は6年生の1学期最後の授業日となりました。当塾の小学生は夏休み・冬休みは授業をお休みしております。算数は比の問題まで終了しました。比は中学生でも使うので(数学だけでなく理科でも)しっかりと解き方を理解してほしいところです。英語は先には進まないで I am You are の文章を一通りおさらいしました。まだ英語は始まったばかりですから、あまり焦って進むと理解が中途半端になってしまいます。英語は算数(数学)同様積み重ねの教科ですから基本的なことをしっかりと覚えさせたいと考えています。とはいえ夏休みでまた半分くらい忘れるかもしれませんが、大丈夫です。そこまで想定済みで2学期は授業を進めていきます。とにかく小学生の英語は復習を何度も繰り返しながら少しずつ先に進めます。その結果がいまの中1です。今回期末テスト前塾では英語の授業を1秒も行いませんでしたが、それでも塾生の平均は90点でした。本来なら英語に充てるはずの時間を理科とか社会とか数学に回すことができたので、5教科としてもまずまずの結果を残すことができました。

 小テストも毎回行っています。画像は前回の満点です。満点を取る生徒に共通しているのは字が丁寧なことです。あとはしっかり練習をしているということです。おしくも満点にならなかった生徒には単純な単語のミスの他にも、ピリオドやクエスチョンマークの忘れなどもあります。中学になってからこういうケアレスミスをしなくてすむように小学生のうちに鍛えているのです。小テストの平均点も徐々に上昇しています。今日までに5回行いましたが平均点の推移は第1回から100点満点換算で、56点⇒54点⇒62点⇒83点⇒84点です。5回連続満点の生徒もいれば英語に苦手意識を持っている生徒もいますが、全体的にはちゃんと練習してくる生徒が増えてきているようです。ちなみにうちの塾ではテストが悪いからといって合格するまで帰さないとかそういうペナルティはありません。ある程度は自己責任です。勉強は自分のためにやるのですから。

 夏休みが明けると毎年恒例の100問テストを行います。昨年少し形式を変更して今年はそれを踏襲します。夏休み明けは英単語の意味を100問です。ちなみに冬休み明けには英単語を100問書いてもらいます。課題は渡しています。90点取れたら上出来ですが果たして何人達成できるでしょうか。

6年生小テスト

 戸塚中の期末テストは昨日・今日で終了しました。とりあえずお疲れ様、というところですが時間割上中1は今日も授業があります。今日は軽く期末テストの解説をしてもう先に進んでいます。10月13日(木)実施予定の中間テストまであと約100日です。各学年ともしばらくは学校の授業に合わせる必要もないので塾のペースで進んでいきます。一番心配しているのは英語です。鳴り物入りで始まったラウンドシステムについてはいまだに懐疑的な私は塾生にはしっかりと英語の力をつけてほしいので、時間があるときに文法や語彙力・長文読解の演習に取り組みます。

 夕方は6年生の授業でした。去年の今ごろは4名しかいなかったこの学年も倍増しました。それでも5学年の中では一番人数が少ないのですが、人数が何人であろうと私のやることに変わりはありません。中学に行って困らないように学力をつけさせたいと思います。今日は第3回の小テストを行いました。6年生は英語の小テストを行っています。文章5問と単語10個というシンプルなものですが、このシンプルなテストにむけて家でしっかりと覚えてくるということを繰り返していくうちに徐々に英語の力がついていきます。

 満点は画像のとおり3人です。3人とも小学生にしては字が丁寧でよろしいです! もちろん6年生の内容ですからまだまだ簡単ですが、はたして満点とれる6年生が何人いるかと言ったらそんなにいないと思います。なぜなら今の学校の授業は小学校も中学校もほとんど書かないからです。分かっているつもりでも書けない、ということが往々にして起こります。うちの小学生の英語はとにかく書いてもらいます。授業中の板書はもちろん本文の練習用にプリントを作成し、宿題でも書いて、小テストの練習もまた書いて。手抜きをすればいくらでもできますが、中学でひどい点数をとることになるでしょう。不真面目でやる気のない生徒はうちの塾は苦痛なだけです。幸いなことにここ数年はうちの塾に来る生徒はまじめで勉強に対して前向きな生徒が多く、私も授業がやりやすくて助かっています。6年生の1学期の授業はあと2回なのでとりあえずキリのいいところ( I am You are の文章いろいろ)まで終わらせて、2学期はisの文章から一般動詞に進めたいと思います。小学生のうちはとにかく文法オンリーです。それは高校入試を考えているからです。

英語スタート!

 今日は金曜日で6年生と中1の授業がありました。6年生は最近少しずつ新メンバーが加わり、5年生の間ずっと4名しかいなかったこの学年も倍の人数になりました。今まで算数メインでやってきましたが、前々から予告していたとおり英語の授業をスタートしました。5年の時に簡単な単語やローマ字については触れてきたので完全にゼロからというわけではありませんが、文章となると塾では今日が初めてです。

 毎年生徒に聞くと学校でも英語は習っていますが、お手本を真似して読んだりなぞって書いたりはしても、自分で全文を書くことはなさそうです。うちの塾の英語はとにかく書くことをメインにしています。授業でも書いて、宿題でも書いて、小テストでも書いてもらいます。やはり見るだけなのと、実際に書くのでは相当違います。

 度々触れているように中学の英語の授業が最初はほとんど書く作業をしないので、塾では小学生のうちに基本を身につけさせたいと考えています。今日は初日ということで I am ~ の文章を。~に入る単語として、名前とか出身とか職業とか人間関係とか形容詞とか一通り学習しました。早速宿題にも出して次回からは小テストを行います。この世代(24期生)としては初の英語の小テストです。1度受ければなんとなく要領がつかめると思います。

 夜は中1の授業でした。テストが終わって2週間経ちますが、なんと中1はいまだに個表が渡されていません。中3は早いクラスでは1週間前に渡されています。得点はパソコンに入力すればあとは勝手に計算も印刷もしてくれるでしょうから、そんなに時間はかからないと思うのですが、まあ先生も忙しいのでしょう。来週を楽しみに待ちたいと思います。

 授業の方は期末に向けて着々と進めています。数学は計算が一通り終わりました。今日は素因数分解です。教えている間は理解しているようですが、はたして1週たってもちゃんと覚えていてくれるでしょうか。何度も演習が必要です。理科は動物の分類。教科書が変わって以前は2年生だった動物の分類が1年に降りてきました。なぜ長年2年生で学習していた動物の分類を1年生に持ってきたのか、まったく意味不明です。かわりに1年で学習していた植物の働きがまるごと2年生に移動に。深い意味があるのなら納得ですが、時に理解不能な改訂が行われることがあります。

 社会は次回から気候に入ります。英語と国語に関しては今回も塾で特別に学習する必要はなさそうです。もちろん英語自体の学習は必要ですが、今の定期テストには特に対策は必要ありません。期末が終わって学校に合わせる必要がなくなったらしっかりと中1に必要な英語を塾で学習する予定です。

3月18日

 ブログを書くときにまず何で悩むかというとタイトルです。ということで、考えるのが面倒くさいから日付をタイトルにするという手の抜きようですが、そこはまあ勘弁してください。

 今日は金曜日で5年生と中学1年生の授業の日でした。5年生は今週と来週(25日)までが今年度の授業で、1週空けて4月8日から6年生となります。この学年はうちの塾では一番塾生の数が少なくスタート時の4名でずーーーーーっと授業を行い3月になって、待望の新メンバーが見学に来てそのまま入塾し5名に。そして今日さらにもう1名見学に来ました。

 塾は初めてということで緊張しているようでしたが、以前からいる塾生たちが優しく接してくれていました。ありがとうございます。こちらの生徒はまだ正式に入塾したわけではありませんが、真面目に取り組んでいるようでした。

 うちの塾生の特徴としては、まず真面目な生徒が多いというのが上げられます。これは私自身もそう思っているし、面談をしていて保護者の方からも「こちらの塾は真面目な生徒が多いですね」とよく言われます。最初から真面目な生徒もいますし、最初はそうでもなかったけど塾に通っているうちに徐々に勉強に対して真面目に取り組むようになるという生徒もいます。ただ全員がそうとはいえません。やはりどうしても真剣にできない場合は、うちの塾で続けるのは難しくなると思います。なぜなら周りには真面目な生徒が多いからです。

 5年生の授業は前半はローマ字の練習。以前小学校で習っていると思いますが、その時とは若干違う中学の英語で使う文字、つまりヘボン式の練習です。まあ使うと言ってもローマ字を使う機会は限られていますが、発音等にも少しは役に立つので正しいローマ字を書く練習をしました。皆さん知っているようで細かいミスがありましたね。後半は5年の算数の復習を行いました。テキストはすでに渡してある6年生のを使いました。

 夜は中1の授業でした。すでに学校の授業もストップしているし、今は学校に合わせる必要もありません。ということで英語は先週私が作って渡した英熟語のプリントを使いました。昨日のうちに穴埋めの問題を50問作っておいたのです。熟語と言っても動詞を伴うものや副詞句や形容詞の働きをするものなどさまざまです。

 私が用意したのは、日本語の文章があって1文の中に(   )を3~4ヶ所設けてそれを埋めてもらうものです。だからといって熟語をそのまま入れるのではたいして意味はありません。それでは単なる作業です。そこに文法の要素も取り入れました。

 be interested in ~  とか take a picture  とか write to ~ とかこういうのが80個リストに載っています。が、日本語を見てただ書くのではなく、日本語の意味とかまわりの単語から、あてはまる語の形を答えさせるものにしました。

 例えば
be interested in ~ ならbe動詞5種類のどれを使うのか。
take a picture ならtakeは原形のままでいいのか三単現とか過去形とか進行形にしなくていいのか
write to ならそのあとの代名詞の格はどうするのか。
他にも名詞は複数形にするのかどうなのかとか否定文とか疑問文とか

そういうのを1問1問考えさせました。全問解説したので50問で2時間かかりました。

 去年までの教科書だとこういう文法はUNITごとに習う単元があったのですが、今年の教科書では文法は軽視されていて、いつ習うのかいつの間にか習っているのかはっきりしないのです。案の定今日解かせた中1もできはよろしくありませんでした。これがうちの塾生だけなら困ったものですが、おそらく学校の他の生徒も同じようなものでしょう。もっと言えばこの教科書を使っている川口市の中1はみんな文法の知識が希薄であることは想像に難くありません。

 鳴り物入りで始めた5ラウンドシステムです。まだ1年目でどうのこうのというのは時期尚早かもしれません。来年以降教え方が改善されるのかも知れません。が今年の中1にとってはもう取り戻せない1年です。教科書で文法がほとんど触れられないのではあれば、塾で教えていきます。

 5ラウンドシステムが始まって約1年。宣伝記事を除くと、ネットで検索してもこれを評価するような声は皆無です。5ラウンドシステムを採用した川口市の教育委員会はどういう根拠があってこれで英語力がアップすると考えられたのか、甚だ疑問です。ひょっとしたら2~3年後に革命的な方法が見いだされるかも知れませんが、そんな方法があったらとっくにどこかの学校で実践されていたことでしょう。

プレゼント

 当塾は中学3年生のみ冬期講習を実施しており、その他の学年は通常時間割で授業を行っています。年末年始はお休みにしているため今週で中2までの今年の授業はおしまいです。毎年その年の最後の授業日にささやかな差し入れを。学年によって最終日は違います。小5は先週の金曜日、小6は今週の水曜日、中1は今週の金曜日、そして中2は今日土曜日です。

今年はこれ!

中学3年生は冬期講習があるため27日となりますが、小5~中3の全塾生に。毎週塾で頑張っている塾生の皆さんに私からのプレゼントです。

さらに中学3年生には別のプレゼントを急遽渡すことにしました。

中3には特別に

 塾生の皆さんには冬期講習のテキストとは別に、自主的に勉強するようにテキストを10冊渡しました。すべて埼玉県の公立入試用に作られたものです。直接書き込んでもいいし、何度も解くつもりならノートに書くのもいいでしょう。ただ、数学の計算はテキストの狭いスペースに書くのではなくノートに書いてほしいと思います。

 ところがノートを持っていない生徒がちらほらと見られます。そこで画像のノートです。塾には以前まとめ買いしたノートが大量にあります。おそらく1000冊以上あります。適時塾生に渡しています。私はいつも塾では「ノートはぜいたくに」と話しています。数学の途中式でも、暗記のための殴り書きでも、小さいスペースに細々と書くのではなくノートに堂々と書くべきです。小さいと間違いにすら気づきません。勉強用にノートが欲しいのならいくらでもあげますよ。ということで全員に10冊ずつプレゼントです。いっぱい書いて覚えてください。

 最近は選択問題用に難しめの問題に取り組んでいますが、塾生に説明するために実際に私も解いています。数学の問題など1問で1ページ使うこともあります。ノートを使うことをためらわないで欲しいと思います。

ノートはぜいたくに  罫線など無視です(笑)

塾生に限らず、中学生・高校生の皆さんにはノートは細々と書くのではなく、ダイナミックにぜいたくに書いて欲しいと思います。

いろいろなことに興味を

 先週の金曜日に5年生の授業がありました。今年の5年生は当塾としては24期生にあたります。時々こうやって確認していないと忘れてしまいます。たしか戸塚中の緑ジャージがうちの塾では「3の倍数」期になるはずです。今の中2が21期生だから間違いありません。

 さて今年の5年生は現在4名でここ数年では少なめです。まあほとんどと言っていいほど宣伝活動をしていないため当たり前と言えば当たり前です。4人ともお兄さん・お姉さんが当塾の塾生または以前の塾生で4人とも元気に通っています。休まずに来ることは大変よろしいです。

 東小と綾瀬小が2人ずつで算数の進み具合は10月まではぼ同じでしたが、11月になって若干順序が入れ替わったようです。塾の方ではワーク通りに進めています。この日は単位量あたりの大きさとか人口密度を学習しました。

 人口密度は社会(地理)で登場する用語ですが計算は5年生の算数です。人口密度が出てきたついでに塾生の皆さんにちょっと質問をしてみました。

1 今の日本の人口はどれくらい?
2 今の埼玉県の人口はどれくらい?
3 今の川口市の人口はどれくらい?

 中学の社会で世界の人口は習います。現在の世界の人口は70億人を超えています。日本の人口も少しくらい触れるでしょうか。埼玉県と川口市の人口は少なくとも中学では習いません。よって小学校で習っているのか、習っていないなら個人的に知っているのか気になったのです。

埼玉県の人口は? に対する4人の答え。
 2万人
 8万人
 3万人
 6万人

うーむ。最初の1人に引っ張られて同じような数字を答えた感は否めませんが現在の埼玉県の人口は730万人ほどです。 つづいて

川口市の人口は? に対する4人の答え。
  900人
  950人
 1200人
 5000人

これまた最初の1人に引っ張られた可能性は高いですが、現在の川口市の人口は60万人ほどです。900人と答えた人は桁が3つも違います・・・ もちろん習っていないから知らないというのは分かりますが、せめて自分の住んでいる県や市の人口くらいは知っていてほしいと思います。

 ちなみに私(塾長)は小学校の2年生か3年生くらいの時に47都道府県の名前と県庁所在地は全部覚えて、主要な都市の名前とか人口も覚えました。誰かに言われたわけではなく、当時多くの家庭に本棚のオブジェとしてあった百科事典を貪るように読んでいたから自然と暗記したのです。

 今はネットで何でも調べられるから百科事典がある家も少なくなったでしょう。が、本や新聞を読んでいろんな物事に興味を持ってほしいと思います。別にテレビやネットでもかまいません。勉強のことだけでなく、スポーツでも音楽でも動物でも宇宙でも何でもいいのです。とにかく興味を持つことから始めてほしいと思います。
 

5年生1学期授業終了!&中1

 今日は金曜日で夕方は5年生、夜は中学1年生の授業がありました。一昨日の6年生同様5年生も今日が1学期最後の授業となります。こちらは算数メインの授業のため塾の授業はまあまあスムーズに進めています。すでに2学期の授業に入っており今日はあまり先に進むことはせずに確認用の問題を多めにしました。

 毎週小テストを行っている6年生と違い5年生は現在小テストを行っていません。人数はまだまだ少なく授業にも大分慣れてきたので、2学期からは小テストを実施しようと考えています。そのあたりは塾生にも説明済みです。小テストの内容ですが、今までの5年生で実施したことのある小テストは漢字・英単語・算数などなど。

 漢字と英単語は予めリストを渡しておきその中から出題します。算数は計算や図形や文章題でその場で考える必要があります。以前の5年生は漢字と算数を交代で隔週ごとに実施し、去年の5年生では算数と英単語を併用していました。今のところ今年は去年と同じように算数と英単語になりそうです。ただ今年の5年生は(いや、今年の5年生も)算数の計算が苦手な生徒が目立ちます。6年生になると英語も始めるので5年生のうちに少しでも算数に対する苦手意識を取り除きたいと思います。

 夜は中学1年生の授業です。期末テスト後に見学に来た2名もそのまま入塾し中学生の中では1年生が一番人数が多くなりました(元々一番多かったのですが)。以前書いたようにしばらくの間、この学年は新規の受付は難しくなると思います。しばらくがいつまでかは分かりません。はっきり言えば、空席ができるまで となります。

 さて今日は授業を始める前に期末テストの結果を書いてもらいました。得点はすでに記入済みで今回は5科総合および音楽を加えた6科の総合順位です。私としては6科よりも5科の方が気になります。

 前回は5科総合で中1の塾内トップは学年8位でした。はたして今回はどうなっているかというと、前回8位だった生徒はさらに順位をあげて学年6位になりました。お見事! 実は今回の塾内トップはこの生徒ではなく、さらに上がいてこの生徒は1番違いの学年5位です。ちなみに音楽も加えた6教科では仲良く2人とも学年4位でした。1年生は戸塚中の中でも一番人数が多く7クラスで250人以上いるはずです。その中で塾生が1桁順位に2人いたのは頑張っている証拠だと思います。他の塾生たちにとってもいい刺激になると思います。このあたりが集団塾のいいところです。しかも、どこの誰だか知らない人ではなく同じ中学に通う友達というのもポイントです。間違いなく影響を受けるはずです。

 うちの塾は入塾時に入塾テストもなければ、成績による選別も行いません。ほとんどの生徒が以前通っていた塾生の弟妹であったり(上の2人もそうです)、塾生のお友達であったり、保護者の方のご紹介となっています。ですから、年によって成績には若干ムラがありますが総じて塾を始めた2000年代よりも、今の方が塾生の平均的な成績はいいように思えます。さすがに20年もやっているので、私の教え方も少しはうまくなっていることでしょう。それに応えてくれる生徒の割合も年々増えている気がします。逆に言えば私の教え方が塾生や保護者の方の期待以下だったら20年も持たずに消滅していたと思います。この地域にはものすごい数の塾があるのですから、うちのような特殊な形態の塾に通わせてくださる保護者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。だからこそ塾生の成績を少しでも上げようという気持ちは毎年持ち続けています。

 中1といってもほとんどの生徒はすでに1年以上通っています。小学校の頃には塾で学習していなかった理科社会にもだいぶ慣れてきたでしょう。夏休みにも毎週塾はありますので、勉強する習慣を絶やさないようにしてください。

テスト終了

 昨日・今日で1学期の期末テストが終了しました。中間テストからそう日にちはたっていませんが、はたしてどうだったでしょうか。

 今日はまず夕方に5年生の授業を行いました。先週は中学生のテスト勉強でお休みにしたため今日は2週間ぶりの授業となりました。休みにする分も考慮して前回多めに説明していたこともあって、まだ塾の方が進んでいるようでした。

 前半は復習に少し取り組んで後半は先に進みました。前もって作図用具(コンパス・分度器)を持ってくるように話しておきました。今日は合同の説明です。中学2年生で詳しく扱いますが、合同が最初に出てくるのは5年生です。今までの小数の割り算は計算でミスをする生徒もいましたが、今度の単元は結構スムーズに理解できているようです。

 5年生の算数は質・量ともに6学年の中でももっともハードです。なるべく多くの問題に触れさせたいと思います。また2学期からは小テストも開始したいと思います。

 夜は中1生の授業。期末の問題を見せてもらい若干解説を行いました。前回は5科の学年平均が400点で400点以上が150人以上もいるという前代未聞のテストでした。さすがに今回はそこまで高い平均にはならないでしょう。

 国語は飛ばして、数学は塾生たちに聞くとまあまあできたようです。理科は前回がマークシートでしたが今回は記述になることは予め分かっていたので、わりと時間をかけて対策をしていました。おかげでこちらもまあまあできたようです。社会は地理ですが、これまた時間をかけて対策を行ったため、まあまあできたようです。まあまあがどれくらいは個人差があるでしょうか。

 理社に時間をかけることができたのは英語の存在が大きいです。何度か書いていますが、川口市に今年から取り入れられたラウンドシステムで定期テストは迷走中です。前回の英語はリスニングが86点。今回は半分くらいになると思っていましたが、テスト範囲を見たらどうにも今回もリスニングが多そう。結局今回も80点分がリスニングでした。記述の20点は単語10問のみ。

 わずかに見た他地域の塾ブログによると、今年から難しくなった英語の教科書のため、どこもかなりテストの平均点は下がっているようです。それは私も最初に教科書を見たときに想定したことです。が、はたしてこの地域の英語はどうでしょう。1年生は中間テストで86点分、期末テストでも80点分がリスニング問題です。塾では期末前に英語の勉強は1秒も行っていません。テスト範囲を見て勉強することがなかったからです。その分理科や社会に時間をまわすことができました。おそらく英語の塾生平均は今回も80点を軽く超え90点近くになるのではないかと思います。

 ですが、はたしてこれでいいのでしょうか? いくら校内で高得点が取れたとしても、塾や通信教育などで勉強していない生徒は簡単な単語しか書けない、文法はほとんど理解していないのではないでしょうか。おそらくラウンドシステムを導入している川口市の中学はどこもそうでしょう。他の地域の中学生は難しくなった教科書と格闘しているのに、です。

 私はまったくこれでいいとは思いません。よってしばらく定期テストから離れられる来週からは、普通に中1として必要な文法をがっつりと教えていくつもりです。私はいまだにラウンドシステムには懐疑的です。2回の定期テストを見てその考えはますます強くなりました。うちの塾生を英語ができない生徒にはしたくないので、来週からはしばらく英語に力を入れていきたいと思います。