高校生からも質問

 戸塚中の定期テストまではあと2日となりました。塾生の皆さんのテスト勉強もまずまずはかどっているようです。今回は範囲が広いので直前にバタバタしているようでは提出物を終わらせるので精一杯ということになりかねません。よって塾では常に1週間前には提出物は終わらせるようにと話しています。

 昨日今日明日と休みを使ってのテスト勉強ですが、テスト範囲はすでに終了しているため基本的には問題演習が中心となります。難しそうな計算問題や直前に学校で言われた内容などは前で説明をします。情報は塾生全員で共有します。このあたりは塾生全員が戸塚中生であることのメリットです。またまわりに知っている生徒がいることで、自分にもいい刺激になるでしょう。ひとりでコツコツやるのもいいですが、中学生くらいだといい意味で周りの生徒の影響を受けて意識が上昇することも期待できます。

 これも周りが知らない人だらけの集団指導塾や、個別指導の塾ではなかなか難しいことです。知っている人がいる塾は敬遠したいという人もいますが、うちの塾では友達の存在がプラスの方に作用するように心がけています。やはり休み時間の気分転換や塾の行き帰りを考えると友達の存在はありがたいものです。

 さて、中学の定期テストと1週間ずれるくらいで高校でも定期テストが行われます。学校によって時期はバラバラですが、時折元塾生から高校の内容の質問が来ます。直接塾に来る人もいれば、LINEで聞いてくる生徒もいます。中学の終わりくらいに、高校の内容でも質問があったらいつでも来ていいと話しています(ただし数学に限る)

 さすがに高校の内容は中学とちがって難しいです。そもそも簡単な問題は質問してこないでしょうから、質問で来るのは難しいのばかり。自分が高校の時にどういう順番で習ったのか記憶がもうありませんが、当時とは習う順番なども変わっているようです。

 私が高1のときは高1で数学1 高2で代数幾何と基礎解析 高3で微分積分と確率統計という教科書を使うのが一般的でした。だから教科名でなんとなく中身も覚えていますが、今の数1とか数Aはいまいち中身が分かりません。ただ教科名は変わっても習う内容は変わらないでしょうから、いまでもなんとか質問に答えることができます。化学とか物理とか日本史は見事に忘れてしまいました。国語や英語はLINEで質問されても説明が無理、まあかろうじて古典文法はそこそこ覚えています。

 高1から送られた質問、大学入試のような問題でしたが、まずは思いついたままに解きそれを解答っぽくまとめました。このように1問1ページ使う問題がざらにあります。

 高校の時はこういうのを毎日解き、さらに他の教科も勉強していました。塾とか予備校には行ってなかった(そもそもいなかで存在しない)のでほぼ独学です。つまり自分の好きな教科ばかりになるので、国立志望にもかかわらず6割くらいは数学の勉強をしていました。今だに数学は覚えていて、日本史や英語や化学は忘れてしまったのはそのせいです。

高校準備講座

 今日は高校準備講座最終日でした。うちの塾では毎年希望者が4名くらいいたら高校準備講座を実施しています。まったく宣伝はせずに内部生限定です。内容は数学Ⅰの導入部分で今年は14時間行いました。

 前半は中学の復習をかねて文字式の問題。おもに展開と因数分解ですが中学では扱わないような問題もたくさんでてきました。ここではたすき掛けは最重要項目です。高校入学前の課題で予習が出ている生徒もいるようで、この準備講座のおかげで結構すらすら解けていたようです。ちなみに今年参加したのは5名で、蕨高校・川口市立高校・春日部女子高校・越谷南高校・浦和東高校の生徒で全員普通科です。

 後半は不等式(一次・連立)、絶対値の問題、根号の問題(有理化・二重根号)に取り組みました。あとは対称式です。対称式の問題を解いているといかにも数学を解いているという気になります。いろいろな式があり全部暗記するのではなく自分で式を作り出す必要が出てきます。この対称式は文字式の問題に限らす三角関数でも登場します。ものすごく重要な内容です。

 準備講座用にテキストは取りましたが、ほとんど私が作った問題で授業を行いました。普段は中学生に授業を行っていますが、まだまだ高校生の数学は記憶にあります。塾生の皆さんも高校の数学で分からんところがあったら遠慮なく質問に来てください。料金とかはとらないので安心してください(笑)

明日から新年度開始!

 この前のタコパのあと4月1日~3日まで塾を年度替わりのお休みにしていました。もしこの期間中にお問い合わせの電話をされた方いらっしゃいましたらお手数ですが4日以降に再度お願いします。

 ということで明日から新学年での授業です。夕方は高校準備講座の6回目。連立不等式と時間があれば二重根号あたりの問題を説明したいと思います。過去5回で結構賢くなっているはずです。特に因数分解にかなりの時間をかけました。中学では考えたこともなかったような因数分解の問題(途中式でイコールが10個近くある)にも取り組みました。

 夜は新中3の授業です。うちの塾では中学生は学年で曜日を決めており、毎年月木は中3の授業があります。数学はすでに中3の内容に入っています。歴史も学年末の続きに入っており、3月中の英語は復習中心で授業を行っていました。

 ちなみにうちの塾では春期講習を行っていません。春休み中も通常の曜日で授業を行っています。それでもきちんと学習できます。実際今年卒業した元中3も春期講習などなくても勉強する習慣はついており通知表でオール5(45点満点)の生徒も複数いました。うちの塾が春期講習を行わない理由は保護者の皆様になるべく負担をかけないようにするためです。同じ理由で中1・中2は夏期講習も冬期講習も行いません。かといって授業を行わないわけではなく期間中も普通の月謝で普通の授業を行います。塾と言えば想定外の費用がかかることが多々あるようですが、うちの塾では通常の月謝以外は極力費用がかからないように心がけています。

 ということで明日から塾は新学年。23年目のスタートです。張り切っていきましょう!

タコパ

 今日は年度最終日で日曜日でしたが中学を卒業した22期生を対象にたこ焼きパーティーを行いました。本来は3月11日あたりの予定でしたが、学年で体調不良者が増えているとの情報をゲットし、塾でタコパをやってもし卒業式に影響したらかわいそうかなと思って急遽中止しました。

 ただやっぱりやりたいという生徒が多かったため再度希望者を募り今日実施することになりました。日程を決めたのが三日前だったので参加できない人もいましたが、多くの22期生が参加してくれました。数年前には何回か開催した記憶がありますが、コロナ騒動が起こってからは初めてのことです。ちなみに私の方から話を振るのではなくあくまでも塾生の方から希望が出たら私が話を進めるという感じにしています。塾では場所を提供するだけです。と言いつつも期間が短すぎて生徒たちだけではまとまるものもまとまらないので、結局は半分以上私が仕切ることになりました。こういうときにLINEは便利です。たこ焼きグループの出番です。

 私(塾)が用意したのは場所と、たこ焼き粉と水とジュースその他細かいもの。参加者の皆さんに用意したもらったのは一番大事なたこ焼き器(3個)あとはたこ焼きを作るのに必要な竹串とか延長コードとか油とかソースとかとにかく色々なものを事前に誰が持ってくるかを決めました。

慣れた人もいれば大雑把な人も。性格が出て面白いです。

 デコって画像に納める女子グループに、目分量でとにかく数多く作る男子グループ。

 午後4時半集合で予定では8時終了でしたが、結局終了したのは10時頃でした。卒業式以来で久々に会った友達もいたようで話が弾んだようです。そもそも普段塾で会うときはあくまでも勉強中心なので何時間もおしゃべりすることもないでしょう。皆さん楽しそうで何よりでした。

 日付が変われば4月で法律上は高校生になります。中学の時の楽しい思い出の一つに加えてもらえたのならよかったと思います。またいろいろな器具、食材、おかしなどを提供していただきました保護者の皆様にはこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。皆さんの高校での活躍を祈念しております。

中1・中2も頑張る!

 1月2月はどうしても高校入試が中心となりましたが、中1・中2もしっかりと頑張っています。学年末テストが返却され、成績表も受け取ったようです。

 中1は社会で学年1位がでました! 前々からうちの塾生は理科と社会を得点源にしていると書いてきましたが、その伝統は脈々と受け継がれているようです。1位以外にも10位以内が数名います。この学年は勉強が得意でない生徒が結構多かったのですが1年たってコツをつかんだのか上昇気味の生徒が多くみられます。

 また中2はというと、学年全体で90点以上が最も少なったのは理科でグラフを見ると16人しかいないのですが、なんとうちの塾生が理科の学年2位・4位・5位となりました。つまり中2の理科学年5位以内のうち3名がうちの塾生というなかなかすばらしい結果です。ちなみに次に学年の90点以上が少ない教科は社会で全体で21名、このうちの4名がうちの塾生でした。うちの塾生は各学年10数名のこじんまりとした塾ですが成績面に関しては結構、いやかなり頑張っています。

 このように特定の学年に限らず毎年のように当塾の塾生は理科と社会で特に際立った成績を収めています。逆に言うと国語と英語が若干足を引っ張っている印象がありますが、北辰も入試も5教科の総合で決まります。国語英語を得意にしていればもはや鬼に金棒です。今年の中3でも内申45という生徒が2名いました。さすがにここまで頑張れとは言いませんが、1つでも得意教科があったほうが勉強にも身が入ると思います。

久しぶりに

 久しぶりにアレをやりました。アレといっても阪神とは関係ありません(すでに死語でしょうか)。 前にやったのは3年前か4年前か定かではありませんがコロナ禍で若干控えていました。今回は600本用意しました。

 ということで第3回うまい棒つかみ取り選手権を行いました。 5年生と6年生は今週、中学生は先週行いました。中3はギリギリ前回の時に5年生か6年生で参加した記憶がある生徒もいたようです。 

合格おめでとう!

3月1日は公立高校の合格発表日でした。発表は9時から始まり、9時1分には最初の生徒から合格の連絡が届きました。以下続々と連絡が入り午後には全員の結果が判明しました。上記メニューの合格実績のところにも書いてありますが、こちらにも。

浦和東普通科(戸塚中)
春日部女子普通科(戸塚中)
川口普通科(戸塚中)
川口普通科(戸塚中)
川口市立スポーツ科学(戸塚中)
川口市立スポーツ科学(戸塚中)
川口市立普通科(戸塚中)
越谷総合情報処理科(戸塚中)
越谷西普通科(戸塚中)
越谷南普通科(戸塚中)
越谷南普通科(戸塚中)
和光国際普通科(戸塚中)
普通科(戸塚中)

 これで当塾22期生全員の進路が決定しました。もう100億万回くらい言われていると思いますが、公立に行く人も私立に行く人もこれがゴールではなくスタートラインです。公立に受かることが人生の目標という人はいないでしょう。学校はあと2週間ほど続きますが、中学の時の友達とはもう会わなくなることもあるので今のうちに楽しんで欲しいと思います。

 ただし遊んでばかりではなくすでに高校に向けて学習を開始する人もいます。うちの塾でも3月中旬から高校準備講座を実施する予定です。希望者のみですが希望者が4名くらいいたら実施します。詳細は後ほど。なお、この高校準備講座は原則として塾生限定です。

 ちなみに上に掲載した合格実績ですが、当ホームページの合格実績は、当塾で300時間時間以上通常授業を受講し高校入試直前まで在籍した生徒を対象としています。したがって講習のみ、体験のみ、テストのみの生徒や在籍期間の短い生徒は含まれておりません。なんとかという全国の塾の組織では30時間くらいで合格実績に入れていいことになっているようです。うちの塾ではさすがに30時間では合格実績にはカウントしません。300時間というのは半年くらいでしょうか。過去に300人近くの合格高校を掲載していますが、すべての生徒が半年以上在籍しています。つまり自動的に300時間は超えていると思います。

 今日も夕方に報告に来た生徒がいますが、この生徒は5年生から在籍しています。このように小学生から在籍している生徒が多いのが当塾の特徴です。

入試おつかれさま!

 今日は埼玉県の公立高校の入学試験が行われました。以前と比べてずいぶんと早い時期での実施です。ちなみに来年の入試は2月26日(水)となることが発表されています。早速問題を見てみましたが出題傾向はほぼ例年通りで、きちんと対策をしていた人にとっては解きやすかったかと思います。ただ傾向が同じでも1問1問のレベルは難しくなっているものもありそうです。塾を始めて22年が経過しますが、昔と比べたら問題文が圧倒的に長くなっています。一番量の少ない英語で9ページ、一番多い社会に至っては18ページもあります。問題文の長文化は全国的な流れのようです。

 ただ、なかには本当にこんなに長文にする必要があるのかといった問題も見受けられます。長文にすることだけが目的としか思えない問題もあります。やたら長い文を読ませていざ解いてみると、その長文必要ですか? といった問題も。 それも含めて問題に慣れることが必要になります。理科とか社会とか短文の一問一答ばっかりやっているとなかなか大変だと思われます。それは前もって分かっているのでうちの塾でも埼玉の入試に対応できるようなテキストを1ヶ月以上ずっと取り組んできました。おそらく多くの塾で同じように埼玉の長文に対応するような練習に取り組んできたことでしょう。そのあたりは自力で勉強する人より塾に通っている人のほうが環境はいいと言えるでしょう。

 特にうちの塾の場合は直前は塾生のすべての答案を私が直接添削しました。自分で採点すると採点が甘くなったり雑になったりするし、部分点の扱いにも悩むところでしょう。全員分を見るのはなかなか大変ですが塾生が頑張っているのですから私も頑張ります。まあ人数が10人そこそこだからできることでもあります。何十人もいたら無理です(笑)直接添削するといろいろと見えてくるものがあります。そのあたりはいずれ触れたいと思います。

 明日面接がある学校もありますが、ほとんどの人は今日で終了です。明日は学校は出席だけ取って帰宅しそのあとは3連休です。今まで受験勉強を頑張ってきた人は十分に休んでほしいと思います。とはいえ気が緩んでいいのは数日間だけだと思いましょう。高校に入学したらさらに先の進路が待っています。特に大学を考えている人は高3から受験勉強などと言っていたら遅すぎます。高2できれば高1から大学を意識した勉強を始めたいものです。

 そのためには今まで勉強して蓄えた知識が飛んでしまわないようにしてください。受験が終わって遊ぶのもいいですが、ほどほどに。

合格おめでとう!

今週から始まった私立高校入試ですが、今日までに全員の結果が判明しました。結果は全員合格です! おめでとうございます! 今年も公立志望の生徒が多いので私立の結果はあくまでも通過点。浮かれている生徒はいません。塾でも粛々と公立に向けての学習を進めています。詳細は後程掲載したいと思います。

中3の成績が良い

 パソコンの調子が悪かったので半年くらい前から変えよう変えようと思ってやっと新しいものに変えました。やはり今時メモリ4GBではいろいろと不都合が多いです。個人的にはパソコンは10年くらい持ってほしいのですがだいたい4~5年が限界のようです。

 さて、年も明け高校入試も近づいてきました。中3の目の色も半年前とは明らかに変わっています。そんな中3ですが2学期の期末テストと、学年総合の通知表(いわゆる内申点)を見てかなり頑張っていることが分かったので、ここで褒めたたえたいと思います。

 まずは期末テスト。学年全体のグラフを見ると450点以上が11人いました。その中になんとうちの塾生が3名も入っていました。これはすばらしい! しかもさらにすごいのは音楽と技術家庭を加えた7教科総合では、うちの塾生が学年3位、さらに同点3位がもう一人、さらに6位もいました。 つまり7教科総合での学年6位までの3名がうちの塾生だったということです!

 1学年7クラスで250人ほどいる学年です。地域には40もの塾がありなぜかいまだにその数は増えています。駅前にあって誰もが知るような大手の塾で生徒が何十人も何百人もいるような塾なら考えられないこともありませんが、教室は1つだけ、教えるのも1人だけ、対象中学も1つだけ、塾生は1学年で10名ちょいという、どこにあるのかも分からないような小さな塾でも結果は残せるのです。もちろん頑張っているのは生徒ですが、必ずしも有名塾に行く必要はないということをうちの塾生が証明してくれています。

 続きまして内申点。3年生は2学期までの評定をもとに学年の評定が出されそれが高校入試の判定材料となります。さて、ことあるごとにうちの塾生は理社で頑張っていると書いてきたとおりさすがに理科と社会は学年総合の評定でも4と5がほとんどです。ただ、理科社会を圧倒する形で一番結果が良かったのは、まさかの教科でした。

 中3塾生の内申(学年総合)の平均値のベスト5を書いてみたいと思います。数値は四捨五入して小数第1位までにしてあります。

1位 保体! 4.8
2位 社会  4.3
2位 美術  4.3
4位 数学  4.1
4位 理科  4.1

 ということで、まさかの保健体育がダントツの成績でした。これは学年全体で甘いのか、うちの塾生がとくに優秀なのかはわかりませんが、言われてみればうちの塾生は毎年保体の成績がいいような気がします。つまり先生に関係なく塾生が頑張っているということです。今年の中3もほとんどが運動部で、塾生は毎年1学年10数名しかいませんがそのうち3~4名が何かしらの部の部長をしています。今年も去年もその前もずっとです。塾では5教科しか見ていませんが、副教科もしっかり頑張っていることがわかりました。

 ちなみに5の割合も圧倒的に保健体育が多く、なんと塾生の8割が5でした。
45(オール5)が2名、おしくも44が1名というのもなかなかのものです。内申がいいということは入試(学力検査)を受ける前から有利になっているということです。

 先ほど副教科も頑張っていると書きました。えてして勉強中心に考える生徒は副教科を軽視しがちです。その点うちの塾生はしっかりと副教科のことも考えています。毎年内申で苦労することがない生徒が多いのも頷けます。副教科も頑張れる要因の一つはうちの授業形式にあると思います。 テスト前はもちろんテスト対策を行いますが、本当に直前の数日間は教科を決めずに行うことが多くなっています。これは5教科はもちろん音楽や保健体育の勉強をしてもいいということです。実際、社会は大丈夫だから音楽やる、とか理科は楽勝だから家庭科覚えるという生徒が多く見られます。普段から学校に合わせているため余裕のある生徒が多いということです。これも中学を1つに限定しているからできることです。

 冬期講習も終わり通常授業に戻りました。とはいえこの時期は先に進む内容はなく復習の連続です。私立が終わったころからは塾の時間も増やします。公立の出題形式に合わせた内容で入試にその備えていきます。