中3私立組最終日

 今日は1月の中3の授業最終日。私立は無事全員合しあとは公立高校入試を残すのみです。また今日は私立単願の塾生にとって最後の授業日となりました。

 今年の中3は半数が5年生からの在籍で塾に来た日数は400日以上、授業時間は1500時間近くになります。一番短い生徒でも一年以上になり500時間は超えるでしょう。うちの塾は個別ではなく選択教科もないので全員がこれだけの授業を受けることになります。

 とある規定では塾の合格実績には30時間以上の授業を受けた生徒が対象とあります。(実際にはもっと短い時間でカウントしている塾もあるようですが、よそはよそです)うちの塾では30時間は1ヶ月もしないで到達します。原則としてその10倍の300時間以上の生徒を掲載しています。

塾生は全員戸塚中、人数も10人そこそこ。多少の増減はありますが、かって知ったるこの環境の中で21期生が揃うのもこの日が最後となりました。

公立組はあと3週間。頑張っていきましょう!

漢検

 今日は今年度最後の漢検を実施しました。入試の得点として加算される三大検定として、英検・漢検・数検があります。どれも合格したからと言って劇的にポイントアップというわけではありませんが、ないよりはあった方がいいですし、合格に向けて勉強するのはいいことです。ただ、中3の後半はいろいろと忙しくなりますので、できれば早めに合格したいものですね。

 それにしても英検と数検はどんどん検定料が上がっているようです。ちょっと調べたら英検の準2級は会場によって違っていて複雑で分かりにくいのですが、最大だと7900円かかるようです。ちなみに漢検は準2級だと3500円で、塾(準会場)で受ける場合は2500円となります。英検と3倍も違いますね。漢検の3500円というのは個人受検(公開会場)の場合で、さらに電車での交通費もかかります。塾の方が楽でいいですね。

 以前は学校で英検や漢検を実施していたこともありましたが、いろいろあって今は戸塚中では行われていません。今回は、内申に間に合わない中3は受けていません。中2と中1それに6年生が受検しました。塾生が10名で、外部生(塾生のお友達)が4名の計14名です。準会場は最低10名の受検者が必要で、うちのように小さな塾では10名に届かないと実施を諦めなければなりませんが、うちの塾生は意外と熱心で毎年3回予定した日時に実施できています。

 中2といえば4級がちょうど該当する級になります。うちの塾生は4級と3級それに準2級を受検しました。中2のうちに準2級(高2くらい)に受かったらなかなかすごいですね。結果は20日に速報版が出て、正式なものは27日ごろにくると思います。次の漢検は半年後になります。

合格おめでとう!

 私立高校の合格発表が行われ塾生全員の結果も判明しました。今年の最終在籍者は13名で受験した私立高校はのべ13校。今年は受験したのは全員1校ずつで見事全員合格しました!

 塾によっては宣伝の合格者数を増やすために1人で4校も5校もまたはそれ以上受けるように言われることもありますが、当塾では基本的に本人の希望通りです。塾の宣伝のために複数受けてもらうということはありえません。単願で受けた生徒が3名で、他にも上のコースに受かったから公立を回避して私立にしようかと考えている生徒もいます。

 いずれにしても私立入試は終了しました。来週からは公立に向けての学習となります。入試形式に合わせた内容です。

 2023年度 私立高校合格校

浦和実業 選抜α   (戸塚中)
浦和実業 進学   (戸塚中)
浦和麗明 特選   (戸塚中)
叡明   特別進学 (戸塚中)
叡明   特別進学 (戸塚中)
叡明   進学   (戸塚中)
叡明   進学   (戸塚中)
叡明   進学   (戸塚中)
埼玉栄  Sコース (戸塚中)
昌平   特別進学 (戸塚中)
瀧野川  進学   (戸塚中)
武南   選抜   (戸塚中)
武南   特進   (戸塚中)

数学選択問題演習

 現在中3の授業は月・木・土の週3日です。それぞれ約3時間塾で勉強しています。この時期は新しく習うことは特になく問題演習と解説の繰り返しです。来週あたりからは1ヶ月後の公立に合わせた内容にチェンジしていきます。2月はテスト形式にして採点もして記述の部分点や作文を意識させる予定です。模試の作文は点数が書いてあっても、なぜ減点されているのかは書いてありません。よって作文の書き方も教えていきます。

 また通常授業とは別に毎週火曜日の夕方、選択問題を受ける生徒向けに演習&解説の時間を設けることにしました。昨年に続いてのものです。選択問題は人数が少ないので通常授業ではあまり触れられません。教材を渡して本人任せにしてもいいのですが、一人で解いていては気づかないことが結構あります。特に数学は解答例の解き方よりも鮮やかに解ける方法(エレガントな解法と言います)があり、これは私が教えるしかありません。通常の問題では必要なくても計算量が多い選択問題では知っていた方がいい解き方があるのです。

 実際選択問題では、学校で習わないような問題も出題されます。そのような問題は解説を読んだだけでは理解できないでしょう。12時間くらい用意していますので、いろいろと普段習わないような解き方も教えていきたいと思います。普段習う解き方は普段習えばいいのです。

 予告では選択問題を対象にと言いましたが、選択問題は必要なくても自習したい人は来てもいいよと伝えていましたので、先週に続き今日も6名参加しました。もちろん特別な費用などかかりません。うちの塾では通常授業と中3の講習(夏・冬)以外は何時間対策をやろうと費用は存在しません。

 毎年のことですが、今年の中3もだいぶ受験生の顔になってきました。ただ今年の中3は例年の中3よりも定期テストの結果も北辰の結果もよい数字が出ており、志望校も倍率の高いところがほとんどです。うちの塾生で公立志望の生徒の約半数の志望校が、先日発表された12月時点で倍率1.7倍以上でした。なかなか難しい入試になる生徒もいるかもしれませんが、それもいい経験です。

 それにしても同じ埼玉県でも南部と北部ではずいぶんと倍率が違います。県の平均倍率として1.1倍とか1.2倍とか発表されますが、南部地区の倍率ももう少し下がってくれたらと思う今日この頃です。そのためには定員を増やすか新しい高校を作るしかないのですが。もしくは私立希望が大幅に増えるか。まあ誰でも入れるようになったら勉強しなくても入れる=塾に行かなくてもいい となっても困ります。 そう考えると倍率が低すぎるのも考え物ですね。

共通テスト

 土日で共通テストが行われました。以前のセンター試験(さらにその前は共通一次)でも別に問題はないと思っていたのですが、なぜセンター試験から共通テストに変わったのか、そのあたりのことはよく分かりません。うちの塾は中学生がメインで高校生はたまに質問に来る程度なので、大学受験についてはほぼ知識がありません。私が受けたころとはずいぶん変わっているでしょう。

 興味本位で問題をチラッと見てみますが数学以外はもう解く気にすらなりません😞 去年はさんざん難しいと言われた数学だけ解いてみました。今年の数学はこれから時間があるとき(暇で暇でしょうがないとき)にでも考えてみたいと思います。

 このホームページのどこかにも書いてあると思いますが、普段ボケっとしているように見えてセンター試験の結果はそこそこよかったはずです。たしか800点満点で全国平均が480くらいで720超えており、数学2科目と理科(化学)は満点でした。しかし今問題を見ると数学以外は解ける気がしません。日本史にしても化学にしてもあれだけ覚えたのは何だったんだろうというくらいきれいさっぱり忘れています。うちの塾は高校受験が対象なのでそのあたりは勘弁してください。

 数学はなぜ覚えているかというと、もちろん好きだったのもありますが今でも高校生が質問してくるからです。そのたびに思い出しています。ただ数学の質問をする生徒はいても高校生で日本史や国語の質問をする生徒はまずいません。よって脳内に蓄積された数学以外の知識はめでたく自然消滅しているわけです。

にしむくさむらい

 中学生の社会(地理)で時差の問題がありました。ある地点Aから外国のB地点まで飛行機で8時間かけて移動したとき到着した現地の時刻は何月何日の何時ですか? というよくある問題です。出発したのが7月1日で到着するのが時差の関係で日付が前日になるのですが、そこで6月31日と書いてしまった生徒が・・・ せっかく考え方も計算もあっていたのに残念。問題集の問題ですが、入試ではこういうところで悩まなくていいようにもっと普通の日にち(10日とか15日とか)で出題されると思います。でもまあ中学生なら大の月、小の月の知識は持っていた方がいいでしょう。

 

タイトルの、にしむくさむらいは小の月(30日以下の月)の覚え方でおなじみのフレーズです。説明するのも野暮ですがにしむくさむらい=西向く侍 数字をあてはめると「2・4・6・9・11」です。なんでさむらいが11なのかは各自お調べくださいませ。ちょっと画像に書いてありますね。

 ちなみに、ホワイトボードは授業終了後すぐに消さないでこのように放置していることが結構あります。他の学年の生徒が見て興味を示します。上の学年だと、あ~こういうの習ったなと復習になるし、下の学年だと将来自分たちが習う内容に触れることができます。

6年生英語小テスト

 今日は新年最初の6年生授業ということで毎年恒例の英単語テストを実施しました。予め出題リストは渡してあります。夏休み明けは単語の意味を書いてもらうものでしたが、今回は日本語の意味から英単語を書いてもらうものです。学校でも英語の授業は行っているとはいえ、まだまだ単語や文章を書くことはほとんどないようです。中学では単語を書けないと非常に困るのでこうやって塾で単語テストを行うようにしています。

 とはいえこの段階では必要な単語はそれほど多くはないので問題は昨年と同じものです。100問ありますのでちょこちょこっとテスト前に見ただけではまず書けないでしょう。book とか dog は書けても、interesting とか difficult は小学生には難しいと思います。しっかりと練習できるかどうかを見るテストでもあります。目標は70点、80行けば上出来、90行けばかなり優秀という感じです。

採点はまだ途中です。来週の授業の日に返却します。

進路希望調査

 12月時点での進路希望調査の結果が今日発表されました。明日か明後日の新聞に載ると思いますが、教育委員会のホームページにも載っています。近隣の高校だけまとめてプリントにして塾生に配りました。

 私立に決めた生徒も多いようで10月に比べて希望者の数が減っている高校が多いのは例年のことです。それにしても相変わらず市立浦和や川口市立はかなりの高倍率です。

 出願まであと1ヶ月を切りました。先の二校はもう少し下がると思いますが、他の学校はこれ以上下がるのを期待するよりも、この倍率でも受かるように準備をしていきましょう。

6年生英語&中1

 今日は金曜日で6年生と中1の授業がありました。まずは6年生。授業開始前に前回の宿題を返却します。宿題も真剣に取り組んでもらうため毎回提出して私が添削します。やる気のないプリントは見る前に返して、もう出さなくていいと言われてしまいます。よってうちの塾の6年生は宿題もまじめに取り組んでいるようです。逆に言うと宿題を真面目にできなければうちの塾で学習を続けることは極めて困難です。

 前にこのブログを見ているという塾生からもっと写真とか増やした方がいいですよと忠告を受けましたので、6年生の画像を初投稿です。たしかに他の塾のブログを見ると生徒の写真を掲載しているところが多いようですが、私は普段から写真を撮るということに慣れていない(早い話が面倒くさい)ので文字中心になってしまいます。ただし今ままでもそうだったように、今後も個人が特定できないように画像はぼかして掲載します。まあ塾生の皆さんは分かると思いますが、それはそれで話のネタになっていいでしょう。

 塾生たちが一生懸命取り組んでいるのは小テストです。今日が第17回

 前回はいろいろな主語の文章を学習しましたのでその文章と単語を10問。間違いやすいguitarも大丈夫ですね。ちなみに今日は画像の生徒も含めて過去最高の8名が満点で平均も90点を楽々と超えました。20点とか30点とかが何人もいて満点は1人もいなかった第1回と比べたら雲泥の差です。これも先に書いたように宿題とか課題をまじめに取り組んでくるようにとの私からのプレッシャーのおかげでしょうか(笑)

 算数は教科書の内容がほぼ終了していますので今後は英語に時間をかけて、算数は復習中心になると思います。

 夜は中1の授業でした。今日は数学と歴史の授業を行いました。数学は図形に入っています。前回までに基本的なこと(用語とか記号の説明)を終わらせ今日は小学生でも少々学習しているはずの移動3種類。次回からは作図に入りたいと思います。歴史はまだまだ古代です。ほとんど入試には出ないところですが、学年末には必要ですので聖徳太子~奈良時代あたりを頑張って説明しました。地理よりは歴史の方が覚えることがはっきりしているので次のテストでも社会は期待して良いでしょうか。

ドンドン進むpart2

 タイトルが思いつかないので手抜きのタイトルで申し訳ございません。木曜日は小学生の授業はなくて中学3年生だけです。中学3年生は1日約3時間です。これは選択などではなく全員一律です。講習やテスト前でもなく通常時の授業で3時間という塾は結構少ないと思います。うちの塾は規模は小さいですが、なるべく多くの勉強時間を確保したいと考えています。

 期末も終わって北辰も終わったのでラストスパートです。まずは教科書で終わりきっていない数学と社会と理科の内容を終わらせます。国語と英語はもう教科書は関係ありません。今日は理科と数学の学習を行いました。

 理科は最後の単元の天体です。先に学校で少し習っているようなので説明がやや省略できます。学校が先だろうと塾が先だろうと生徒が理解できればそれでいいのです。ですから私はどうしても学校より先に進もうとか学校には負けないとかそういう意識がほとんどありません。解けるようになればいいのです。天体は地学ということで覚えることの方が多いのですが、それでも若干考える問題もあります。苦手な生徒が多いのが方角です。社会と違って上が北という常識が通用しません。透明半球での方角や北極側から見た方角とか、さらに場所によって違う東西南北を理解しなければなりません。

はたして理解してくれたでしょうか。この後問題演習を繰り返しながら定着させたいと思います。

 数学は相似からの面積比とか体積比です。一見図形の問題ですが、ほぼ計算問題です。

比例式は小学生で出てきて中1でも登場。中1では小学生とは違う解き方を習うため画像のような問題でも、内項の積=外項の積 で解くことに慣れてしまっています。ただその場合でもなるべく簡単に解が求められるような方法を教えました。こういう細かいことは動画とか問題集の解答では分かりません。塾に来ている人だけが知ることのできる解き方というのもあるのです。(それを教えられるかどうかは教える人にもよりますが)

 次回は円周角の定理で、最後の最後に残っている大物=三平方の定理は来週入れるでしょうか。前に5年生と6年生の教科書のバランスが悪いと書きましたが、中2と中3にも同じことが言えます。中3は内容が多すぎます。一部中2に移動してもいいくらいです。ちなみに今中3で学習している相似と円周角の定理は以前(といっても相当以前)は中2の内容でした。これが中2に戻ってくれれば中3はもう少し余裕を持てるのですが。