期末テストは平均が下がりそう

 期末テストが終わり、早速答案が返却されているようです。塾でも授業のある日に塾生に得点を記入してもらっています。授業日の関係で中1と中2はまだ7~8割ほどの判明率ですが、中3は今日の授業でほぼそろいました。

 現時点での得点を見てみると、全学年とも前回より下がり気味です。塾生だけが下がっているのなら心配になりますが、おそらく学校の平均も前回より大きく下がっていることでしょう。特に謎の5ラウンドシステムの英語は、今回の範囲が文法中心ということで見たこともない点数を取っている生徒が多いようです。特に中1の得点がひどくて、塾生の平均前回は80点を超えていましたが今回は50点台です。中2も中3も中1ほどではありませんが下がり気味です。

 各学年とも5教科合計の平均点で、前回より30点ないし40点ほど下がるのではないかとみています。

 今日は中3の授業があったので中3について触れてみますと、5教科の得点は全員前回より下がりました。まあ前回は全員上がっていたので前回上がった分が元に戻っただけです。おそらく学年平均は300点に行くか行かないかくらいだと思いますが、450点以上が3名いました。これはすばらしいです。あとはあいからわず理科と社会が抜けています。特に社会は塾生平均が80点台後半で満点も2名いました。

 中3に関しては定期テストにこだわるのはもうこれが最後です。最後の学年末は塾では1秒も触れません。入試前ですのでひたすら入試の勉強となります。当塾の中3は定期テストも頑張っているので内申も高めの生徒が多いようです。これは毎年みられる傾向で特に小学生や中1など早い段階から入塾している生徒の内申は平均して高くなっています。

期末テスト前

 昨日、今日の土日はテスト勉強の集中日です。当塾では定期テスト前の休日(土、日、祝)は全学年を対象にしてテスト対策を行っています。1教室しかないので全員同時に揃うのは物理的に不可能、時間差で入れ代わり立ち代わりとなっています。昨日も今日も10時間ずつ塾生の勉強につきあいました。

 前に中間で頑張った生徒を掲載しました。一人で運営している個人塾としてはかなりの数だと思います。誰もほめてくれないので自画自賛します。戸塚中限定だから、テスト対策もさぞかし特別なことをやっているのでは、と思われるかも知れませんが特別なことなど何もありません。

 学校の定期テストを保管して過去問として使う塾もあります。中にはストーカーのごとく異動先の学校まで調べて使用する塾もあります。それの是非はさておき、うちの塾では定期テストの過去問のたぐいは一切使いません。今年も去年もその前もその前もずっと、1秒たりとも使ったことはないのです。理由は、仮に過去問を使って得点できたとしてもそれは生徒の力というよりも手抜きの問題のおかげです。そうして、次のテストでも過去問をほしがり、過去問だけやっていればいいと思うようになります。もちろん定期テストが過去問から出され続けるわけはなく、北辰や入試に1ミリもつながらない楽な勉強の仕方を教えたくないのです。

 このようにうちの塾では過去問を使わないので塾生もそういう話はしてきません。うちの塾生が定期テストで頑張っているのは、正真正銘塾生の力です。もちろん戸塚中に限定しているとか勉強しやすいような教材を私が用意しているというのはありますが、いくら環境がよくても肝心の生徒本人にやる気がなければ点数はとれません。私が説明をして、それを塾生が聞いてひたすら問題を解く。分からないところは質問をする。といういたってシンプルな勉強です。何とかシステムとか名前がつくようなものでもありません。しかし、そのシンプルな勉強こそが大切だと思います。楽して順位が上がる方法などありません。学問に王道なし、There is no royal road to learning. です。

 ただし過去問をすべて否定するのではなく、漢検などの検定の類や入試については傾向を知るためにも過去問の学習は必要だと思います。あくまで楽して点を取るための定期テストの過去問学習に否定的なだけです。そもそも今どき過去問をそのまま出す先生などほとんどいないでしょう。あまり意味のない学習法だと思います。

 テスト直前はどちらかというと授業よりも自習の時間が多くなります。普段の授業ですでに説明済みだからです。あとは難しそうな内容や、もう一度触れておいた方がいい内容は何度でも説明します。今回で言うと、英語は文法の内容が猛烈に多いので全学年説明しています。あとは3年の理科や数学は難しい内容なのでこれも何度も説明します。2年の理科も同様です。

 テスト前は塾に来る日数が増えますが、特別な料金などはいただいておりません。中3などほぼ毎日来ており16日~23日の1週間、塾だけで約20時間です。ただ、今は全国的にそうであるように近隣でも体調を崩す生徒が多いようです。あまり無理をしない範囲で頑張ってほしいと思います。

11年前の中3生

 今日は当塾の11期生(赤ジャージ)が遊びに来ました。1ヶ月くらい前に近いうちに遊びに行きますねとLINEがありました。偉いのは社交辞令ではなくちゃんと来ることです。それぞれ仕事があるでしょうから、時間を合わせるのが大変だったと思いますが6人(双子のIさん姉妹、Mさん、Sさん、Oさん、Kくん)がそろいました。この学年は1学年としては過去最多の19名がいた学年です。あと一人で満席というところに二人同時に申し込みがあったための特例でした。満席と言っても席は20以上ありますが、あまりぎゅうぎゅう詰めにはしたくないので定員を設けています。私の記憶が確かなら今日顔を見せたうちの二人は国立大学に進学したはずです。今はそれぞれ働いており近況を聞かせてもらいました。

 今の中3が22期生ということは11期生はちょうど半分、今から11年前の中3生です。まだ小学生クラスも正式に設置していなかった時期ですので中1からのスタートで最初は3人だったと記憶しています。すぐに先ほど名前を紹介したKくんが入り、友だちつながりで一気に増えました。

 今はSNSが普及しているので、お互いの連絡先とかは知っており近況も画面では確認できているようですが、実際に会うことはなかなかないようです。今日は皆さんにとっても久しぶりの対面だったようです。そういえばこの学年は成人式の日も塾メンバーで集まって写真を撮って私に送ってくれた学年です。塾を修了しても覚えていてくれるのは嬉しいことです。

 うちの塾は戸塚中限定ということで運営しているため、塾生は全員地元の生徒です。地域密着を謳う塾はけっこうありますが中学を1つに限定しているところは都市部ではほとんどないでしょう。塾生にとっては当たり前の環境ですが、塾としてはかなり珍しい部類だと思います。おかげで近所には元塾生がたくさんいます。いまでもちょくちょく会うことがあります。

 先ほど紹介した11期生の一つ下の12期生(緑ジャージ)の元塾生のKさんが先日塾の前で声をかけてくれました。10年前なので記憶が怪しいのですが頑張って思い出た私に対して、Kさんは塾のことをかなり鮮明に覚えていてくれて嬉しくなりました。いまは某美容室で店長をしているとのこと。頑張っているようですね。

 さらに2つ下の14期生(赤ジャージ)の二人も塾の前で声をかけてくれました。二人は小中学校はもちろん、塾も同じ、部活も同じ、高校も同じという仲良しでこの日も一緒に食事した帰りとのことでした。二人とも中学生の時の希望だった看護師として働いているとのこと。

 さらにその下の15期生(緑ジャージ)の一人が塾に顔を出しました。教育実習生として小学校から帰る途中で私と目が合ったからです。私は目が悪いので目が合ったという意識はなかったのですが、相手にはそう思えたようです(笑) そういえば、一昨年も、去年も、今年も戸塚中の教育実習生としてうちの元塾生が研修していたようです。

 他にも犬の散歩でちょくちょく顔を合わせる人など近所は元塾生だらけです(笑)2002年に始めてから、高校受験まで在籍していた生徒は250名以上、途中まで在籍していた生徒を含めたら300名以上の戸塚中生がうちの塾に来たわけですから近所が元塾生だらけなのも当然です。

中間テスト⑤

 前回社会と理科の成績がすばらしすぎると書きましたが、よく見てみるとあることに気づきました。社会と理科がすばらしいことに変わりはないのですが、今回の中間テストでは今までになかった傾向が現れました。それは数学です。

塾生の平均点と学校の平均点を比べた数値を良い順に書いてみます。
+は塾生の平均点が学校の平均点より何点高いのかを示しています。

中1
 社会  +14.3点
 数学  +13.4点
 理科  + 8.7点
 英語  + 8.3点
 国語  - 0.3点😭
5教科  +44.4点

中2
 数学  +17.7点
 社会  +17.4点
 理科  +15.7点
 国語  + 7.0点
 英語  + 4.2点
5教科  +65.8点

中3
 数学  +16.6点
 理科  +15.7点
 社会  +14.3点
 英語  +10.2点
 国語  + 8.6点
5教科  +65.4点

 理科と社会がいいのはいつものことですが、3学年とも数学の学校との差が5教科でもトップクラスなのが判明しました。これは理科と社会がいいことよりもすごいことです。前にも書いたかも知れませんが、うちの塾生の理科と社会がいいのはある意味当然なのです。なぜなら中1とか中2で理科社会を学習する塾は少ないからです。よって1年から塾生全員が理科社会を学習している当塾ではよくて当然なのです。

 それに対して数学はほぼすべての塾で中1から学習しており、数学のない塾などないでしょう。つまり数学は英語と同じでどの塾でも勉強しているから自然と平均点も高くなるのです。それなのに塾の平均が学校の平均点より15点以上も高くなるなど普通はありえないことです。大手の塾の頭のいいクラス限定なら考えられますが、塾全体としては非常にまれなことです。これが今回だけという可能性もありますが、できれば続いてほしいものです。

 ちなみに当塾で教えている人(私のこと)は中高生のころは数学だけは自信がありました。あまり言うとモノが飛んできそうなので控えめに書きますが、中学の頃はノー勉でもほとんど満点でした。高校でも全国模試で全国1位になったこともしばしば(これは理科も)。どこかに書いているようにセンター試験は数Ⅰも数Ⅱも満点。

 それでも学生時代の成績と塾で教えることは別物であることは十分承知しているつもりです。ですから今ここにこっそり書いているようなことは塾ではほとんど話しません。本当は数学が好きで好きで、許されるなら1週間全部数学をやりたいくらいですが、それでは塾が成立しないので5教科を均等に教えているわけです。

 ということで、たとえ今回のたった1回だけのことだとしても塾生たちが数学を頑張ってくれたのは嬉しく感じました。

中間テスト④

 今回の中間テストはシステムの不具合で結果が出るのに随分時間がかかったようです。平均点や順位は後回しになりましたが、得点を見ると塾生はかなり頑張ったと言えるでしょう。80点以上の答案も100枚を超えました。塾生平均が80点を超えた教科も多数です。1学期と比べて平均点が下がる2学期の数字としては立派なものです。

 

各教科の成績優秀者を掲載します。80点以上は100件以上になるので85点以上にします。

国語
Oさん 戸塚中3年 96点
Mくん 戸塚中1年 96点

Kさん 戸塚中3年 91点
Nさん 戸塚中3年 91点
Wさん 戸塚中2年 89点
Oさん 戸塚中2年 88点
Oさん 戸塚中3年 87点
Tさん 戸塚中1年 85点

数学
Kさん 戸塚中3年 98点
Tくん 戸塚中3年 97点
Wくん 戸塚中2年 94点
Oさん 戸塚中3年 93点
Kくん 戸塚中2年 93点
Wさん 戸塚中2年 93点
Oさん 戸塚中3年 92点
Oさん 戸塚中2年 92点

Yくん 戸塚中2年 89点
Yくん 戸塚中3年 87点
Iさん 戸塚中2年 87点
Kくん 戸塚中3年 85点
Nさん 戸塚中3年 85点
Iくん 戸塚中2年 85点

英語
Kさん 戸塚中3年 99点
Sくん 戸塚中3年 96点
Kさん 戸塚中1年 96点
Oさん 戸塚中3年 95点
Nさん 戸塚中3年 94点
Oさん 戸塚中2年 94点
Tさん 戸塚中1年 94点
Tくん 戸塚中1年 94点
Mくん 戸塚中1年 94点

Oさん 戸塚中3年 90点
Tさん 戸塚中1年 90点
Nさん 戸塚中3年 89点
Uさん 戸塚中1年 89点
Sさん 戸塚中1年 86点
Oくん 戸塚中3年 85点
Tくん 戸塚中3年 85点
Nくん 戸塚中1年 85点

社会
Sくん 戸塚中3年 98点
Wさん 戸塚中2年 98点
Oさん 戸塚中3年 96点
Oさん 戸塚中3年 96点
Kさん 戸塚中3年 96点
Tくん 戸塚中3年 96点
Oさん 戸塚中2年 96点
Mくん 戸塚中1年 91点
Tさん 戸塚中3年 90点
Iくん 戸塚中2年 90点
Yくん 戸塚中2年 90点
Kさん 戸塚中2年 89点
Sくん 戸塚中1年 89点
Nさん 戸塚中3年 88点
Wくん 戸塚中2年 88点
Tくん 戸塚中2年 88点
Kくん 戸塚中3年 86点

Tさん 戸塚中1年 86点
Iさん 戸塚中2年 85点
Tさん 戸塚中1年 85点

理科
Oさん 戸塚中3年 97点
Kさん 戸塚中3年 97点
Eさん 戸塚中2年 97点
Iくん 戸塚中3年 96点
Iくん 戸塚中2年 96点
Sくん 戸塚中3年 95点
Tくん 戸塚中3年 95点
Oさん 戸塚中3年 94点
Oさん 戸塚中2年 92点
Mくん 戸塚中1年 92点
Nさん 戸塚中3年 90点
Kくん 戸塚中3年 89点
Wさん 戸塚中2年 88点
Kくん 戸塚中3年 87点
Nさん 戸塚中3年 87点
Yくん 戸塚中3年 87点
Yくん 戸塚中2年 87点
Tくん 戸塚中1年 87点
Iさん 戸塚中2年 86点

Wくん 戸塚中2年 86点
Aさん 戸塚中2年 85点

 結構疲れました(笑) でも私が疲れるくらい塾生の皆さんが頑張ってくれたということです。いつものように社会と理科の成績がずば抜けて目立ちます。学校の平均点はと言うと、社会も理科も中2と中3は60点台、中1に至っては50点台です。それに対して塾生の平均点は中2と中3は理科も社会も80点を超えています。つまり学校では80点だと軽く平均を超えていますが、塾内では80点だと平均以下ということになってしまいます。この理科と社会で頑張るというのは当塾の伝統となりました。

 何度も言いますが、当塾の生徒は全員が戸塚中の生徒です。塾生は1学年10数名を定員としています。5教科とも塾長である私が教えているので、本当は5教科まんべんなくできてほしいのですが、中には勉強が苦手で入塾した生徒もいるでしょうから、一つでも得意教科が増えてもらえればそれで十分です。最後に5教科総合も同様に得点率85%(425点以上)で。

5教科
Kさん 戸塚中3年 481点
Oさん 戸塚中3年 469点
Oさん 戸塚中3年 467点
Oさん 戸塚中2年 462点
Mくん 戸塚中1年 453点

Wさん 戸塚中2年 452点
Nさん 戸塚中3年 448点
Sくん 戸塚中3年 445点
Tくん 戸塚中3年 444点
Tくん 戸塚中1年 427点

 このあとも420点台が3名続きます。TOP3名はいずれも3年生で、もちろん学年順位も上位です。この表でいうと上から6番目までの生徒が1学年7クラス(200数十名)の学年で20番以内に入っています。戸塚中の学区内には40以上の塾があるはずです(私調べ)。そう考えると、うちの塾の生徒は結構、いやかなり頑張っていると言えます。また得点だけでなく、順位でも前回より上がった生徒や自己ベストの順位を記録した生徒も多くいました。もちろん個別で考えたら上がったり下がったりはありますが、塾全体としては頑張った生徒が多かったようです。次の期末テストでも期待しています。

中間テスト③

 今日は月曜日で中3の授業がありました。そろそろ個表が戻ってくる頃ですが、塾生情報によると成績処理にトラブルがあって、平均点は出てるけどヒストグラムとか順位はまだ時間がかかるとのことです。まあ気長に待ちましょう。

 前に塾生(中3)は理科と社会と英語がすばらしいと書きましたが、学年平均は5教科とも60点~70点に収まっているようです。塾生の平均点が学年の平均と比べて一番よかったのは、理科でも社会でも英語でもなく驚きの数学でした。通常はどこの塾でも英語と数学は学習するので、塾の授業で底上げされて英語と数学は学校の平均点も高くなりがちです。別の言い方をすると、英語と数学は塾の平均も学校の平均とそこまで差が出ないのが普通です。今回は結構細かく二次方程式と関数の説明をしたのがよかったのでしょうか。

 塾生の平均と学年平均を比較してみます。今回は中3です。

A…塾生平均  B…学年平均 です。

    A   B  A-B
国語  76.4  67.8 +8.6
数学  78.5  61.9 +16.6
英語  81.1  70.9 +10.2
社会  81.8  67.5 +14.3
理科  84.8  69.1 +15.7
5科  402.6  337.2 +65.4

 毎度の注釈ですが塾生は全員戸塚中生です。そのため塾生全員がテスト勉強を効率よくできるのです。複数の中学の生徒が在籍するとなかなかこうはいきません。うちの塾がずっと戸塚中限定にしているのはこういう理由もあります。塾生はどの学年も10数名です。無理すれば20名以上座れますが、私が一人で目が届く範囲ということで一定数で満席にしています。10数名ですが、今回の中3は理科と社会で95点以上がそれぞれ5名いました。塾生の理科と社会に通知表5が多いのはある意味必然です。

 まだ教科別および5教科総合の学年順位は出ていませんが、今回の塾生(中3)の5教科得点は、481点 469点 467点 と続きました。いずれも小学生の頃から塾で頑張っている生徒です。少し離れて448点 445点 444点 と440点台が続きます。先ほども書いたように塾生は10数名ですが、好成績を残している生徒の割合は他の塾にも負けていないと思います。

中間テスト②

 まだ全員返却されたわけではありませんが、今回は全体的になかなかの高得点の塾生が多そうです。まあその分学校の平均点も上がっているのだとは思いますが、下がるよりは上がった方がいいでしょう。順位とか学校の平均点はまもなく分かるでしょう。

 塾生の返却率は95%くらいで(数字は推定)、現時点で中1の英語、中2の理科と社会、それに中3の理科と社会と英語が塾生の平均が80点を超えています。中1の1学期ならまだしも2学期で平均が80点を超えるというのはなかなかないことで、塾生の皆さんもまずまず頑張っているようです。

 80点以上の答案はすでに100枚以上で、これは1学期の期末を上回っています。特に中3の得点は極めて優秀で、塾生全員が前回(1学期の期末)より5教科総合の得点で上昇しており、塾生の半数が400点以上で塾生の平均も400点を超えています。この調子で期末も頑張ってほしいものです。

中間テスト①

 今年の2学期中間テストは例年より1週間くらい早く行われました。毎年のことですが2学期の中間は1学期の期末後の内容を忘れている人が多く苦労しがちです。また内容的にも特に数学は難しくなってきます。1年生も1学期の高騰気味の平均点から徐々に他の学年と同じくらいの平均点に落ち着いてきます。そのあたりのことは塾生には前もって話しています。

 さて今日は中1の授業。全教科戻ってきている人は少数ですが、国語・数学・英語は全員の得点が判明しました。まだ学校の平均点は不明です、塾生の平均は国語と数学が60点台で英語の平均は80点台でした。英語は文法中心で1学期より難しくなっているはずですが塾生の平均は1学期期末より10点以上高くなっています。文法中心になったことが塾生にとってはよかったようです。

 まだ全員そろったわけではありませんが、2年生は理科と社会が塾生平均80点を超えそうです。また、3年生は理科と社会それに英語も塾生平均80点を超えそうです。3年生は問題が簡単だったのかも知れませんが5教科返された生徒11人のうち11人とも前回より5教科の合計が上がっており11人中7人が400点を超えていました。この人数はまだまだ増えそうです。

高校受験案内

 今日は木曜日で中学3年生の授業日でした。中3にとって6月はものすごく忙しい月です。上旬には修学旅行があり、中旬には北辰テストがあります。さらに下旬には学総があり月末には期末テストです。修学旅行の余韻に浸っている場合ではありません。

 さて6月は忙しい月ですが、修学旅行や学総などのイベントが終わると徐々に受験生としての意識を持ち始める時期でもあります。そのきっかけになればと塾では毎年受験案内を中3全員に渡しています。今年も人数分注文していたものが火曜日に届き早速渡しました。欠席している生徒には後日渡します。

 受験案内はいくつかありますが、埼玉の受験生には一番情報が多いと思われる本を毎年取り寄せています。表紙だけ違う物が書店にも並ぶと思いますが、当塾では書店で購入する必要はありません。塾生全員に塾からのプレゼントです。本の見方を説明しました。こういう情報は今はネットにもたくさん載っていますが、学校の公式HP以外はあまり信用しない方がいいです。特にネットの口コミや偏差値はあてにならないと思って構いません。

 ネットの情報をすぐに信用する人がいますが、前にも書いたようにネットの口コミほどあてにならないものはありません。どこの誰が書いているか分からないからです。あと偏差値もいいかげんです。詳細は省きますが、超有名家庭教師サイトでもありえない偏差値を平気で何年も掲載しているところがあります。また塾で渡した受験案内にも目安の偏差値は載っていますが、埼玉の受験生が一番重要視する北辰の偏差値と受験案内の数値では若干の違いがあります。そのあたりも説明しておきました。

小6英語

 先週から小6の英語をスタートしました。ここ数年6月くらいから英語を開始しており今年もほぼ同じ時期になりました。例年と違うのは、今年の6年生(25期生)の場合事前に単語テストを数回行っていたことです。以前は英語の授業を始めると同時に単語テストを始めていました。が、今年の6年生は5年生のときから、漢字にしても算数にしてもどうも不安があったため単語テストを前倒しして始めていたのです。おかげで基本的な単語に対してはわりとスムーズに対応できているようで、この点に関しては私の作戦勝ちでした。

 うちの塾の小学生英語は文法中心です。あとは書くことを意識しています。要は小学校で習う英語と180度違う内容です。毎年小学生に聞いても学校では書くことはほとんどしないから、簡単な単語すら書けない生徒が多いそうです。また文章は習っても、その文章がなぜそういう文章になるのかなどの説明はなく、1文を丸暗記するだけという感じです。これは学校の先生がどうこうではなく、そういう指導要領にしている文科省に問題があると思います。

 よって、算数は学校とほぼ同じ内容ですが、英語はまったく違う内容を塾では学習することになります。学校と同じ気持ちで英語を受けていたら1年経ってもなにもできないということになりますので、しっかりと取り組んでもらいます。

 英語は1回につき文法事項を1つずつ覚えていくようにしています。あれもこれもと欲張っては消化不良になります。前回は I am ~ の文章。今回は You are ~ の文章です。

 上の画像は、前回行った最後の単語テスト。下の画像は今回行った最初の英語小テストです。文章と単語を書かせました。満点だから載せているのだろう! とお思いの方。その通りです(笑) 先にも書いたようにこの学年の塾生の学力は、現時点では6年生の平均的な学力に到達していない可能性が高く満点も数えるほどしかいません。なんとか小学生のうちに平均以上に到達させ、勉強が得意な生徒を増やしたいと考えています。

 ちなみに現6年生、下級生の時から学校で英語を習っているはずですが、書いていないことはテストや宿題を1回見ただけで分かります。それは英文でピリオド忘れがやたらと多いことです。中1ではほとんどいません。なぜなら何度も文章を書いていて無意識のうちにつけているからです。一方文章を書くことに慣れていない生徒はピリオドを忘れます。このあたりは塾で何度も書く練習をするので、当塾の生徒に関しては心配していません。