中3小テストの例【英語】

 英語の小テストは単語中心です。中心というかすべて単語です。意味ではなく日本語から英単語に直すものと、不規則動詞の過去形を書かせるものです。これも漢字同様前もってリストを渡しておきます。

 高校受験に必要な単語は2000とも2500とも言われますが、これには小学校で習うような簡単なものも含まれるでしょうから(deskとかcarとか)そういうのはさすがにリストには含めません。

 英語の小テストはこんな感じです

英語の小テストは全5回行いました。毎回50問ですので250問です。

国語同様に頑張った人をご紹介

Wさん 250問中245問正解
Iさん 250問中244問正解
Eさん 250問中243問正解
Wくん 250問中241問正解
Oさん 250問中237問正解
Iくん 250問中236問正解
Kさん 250問中236問正解
Kくん 250問中227問正解

ここまでが9割以上の正解率でお見事です
以下、222問、216問・・・ と続きます。

国語同様半数以上の塾生が正解率9割を超えました。単語は覚えているかいないかなのでその場で考えて何とかなるものではありません。なんとなくの発音を覚えていても細かいスペルミスをしてしまいます。もちろん国語と同じで雑な文字は不正解としました。

中3小テストの例【国語】

 夏期講習中は専用のテキストを各教科2種類とって解説&演習を繰り返してきました。数学や理科の計算あと英語の文法などは演習に加えて解説も多めに、国語の読解や社会などは演習を多めにしました。さらにほぼ毎日1時間目に小テストを行いました。夏期講習は25日間あり、そのうちの21日間で実施しました。

 内容は重要な暗記事項が中心です。自分で覚えようと思っても何を覚えていいのか分からない。さらにこちらから覚えてねと渡して、はい覚えますという中学生は全国的に見てもかなり少数派。よって小テストを行うことにしています。

 授業時間に影響しない程度に小テストは5分~10分程度で終わる内容です。国語は漢字の読み書きです。入試や模試でいかにも出題されそうな漢字リストを渡しました。中3ですから勉強しなくても6割~7割くらいは書けると思いますが、もちろんそれでは物足りません。

 読みの一例をあげてみます(20問) 全部読めますか? 正解は一番下に。

寸暇 円滑 崇高 知己 培う 
頒布 体裁 乏しい 赴く 煩う 
敷設 暫時 示唆 建立 精進
委嘱 境内 成就 柔和 更迭

ちなみに小テストはこんな感じです

 漢字テストは読み25問 書き25問 の計50問を全6回行いました。つまり300問です。 せっかくなので頑張った人を紹介します。

Wさん 300問中300問正解
Iさん 300問中297問正解
Eさん 300問中287問正解
Wくん 300問中283問正解
Kさん 300問中274問正解
Yさん 300問中271問正解
Iくん 300問中270問正解
Oさん 300問中270問正解
以下 266問 265問 242問・・・
 と続きます。 平均は265問正解でした。

遅刻や欠席の場合はのちほど受けてもらっています。したがいまして、休んだから受けなくていいというわけではありません。

半数以上が9割(270問)正解しています。ちなみに採点は自分でとか隣同士交換ではありません。採点の時間がもったいないので集めてすべて私が採点します。つまり相当きびしめに採点しています。塾生本人や友達がつけたら〇になりそうな問題も、容赦なく不正解にしています。それは雑な字や極端なクセ字の場合です。当たり前ですが入試や北辰の採点は自分ではできません。誰が採点しても〇になるような字を書かせるために、あえて不正解にして注意を促します。おそらく自分で丸付けしていたら平均点はもっと高かったでしょう。

先ほどの答えです

すんか えんかつ すうこう ちき つちかう 
はんぷ ていさい とぼしい おもむく わずらう 
ふせつ ざんじ しさ こんりゅう しょうじん
いしょく けいだい じょうじゅ にゅうわ こうてつ

ドラクエのふっかつの呪文みたいになってしまいました(分かる人だけ分かってください)
スマホだと行がずれて若干見づらいかもしれません、PCで作成しているためスマホだとどう見えるのかは作成時点では想像できないのです。あしからず。

中3夏期講習終了!

 今日で中学3年生の夏期講習全日程が終了しました。毎年中学3年生は100時間を夏期講習の時間として準備しています。前半は部活の大会などでなかなか全員そろわないため時間は少し多めに設定しています。つまり休みなしで全部受ける人にとってはかなりの効果が見込めるのではないかと思います。

 内容に関しては以前書いた通りです。期間中は中3が4時間に夜は中1・中2が交代で3時間ずつ授業があり、毎日7時間授業を行っていました。さらに小テストの採点や授業準備などで時間を取られ、普段にもましてこのブログの投稿から遠のいておりました。講習も終わり若干時間が取れるようになったら、徐々にこちらも復活していこうと思います。

 夏期講習の成果がすぐに現れるのかというとそれは何とも言えません。たまたま扱った問題がテストに出れば数字の上だけでは成果がでたことにはなりますが、実際にはそう短期的なものではなく入試までを見据えて成果が出ることを想定しています。一つには勉強する習慣をつけるということです。要は、夏期講習で習得した知識だけが成果ではなく、その後の勉強習慣の習得も夏期講習の成果であると考えています。

 そのために毎日の宿題と21回にわたる小テストの実施が挙げられます。特に小テストは内容は復習とはいえ勉強しないで受けたら半分も取れないような内容です。ほぼすべての回で平均80点以上となっており塾生の皆さんもきちんと覚えてきたようで感心です。

 ただどこの塾も夏期講習は行います。本人は頑張っているつもりでも、周りもみんな頑張っているから1学期までの成績をキープするだけでも大変です。それでも毎年当塾の夏期講習の後、2学期以降北辰の成績が一気に上がった生徒は何人もいます。今年の中3生も1学期までと比べたら、夏休み中のほぼ毎日の勉強で明らかに態度がいい方向に変わってきました。これからの頑張り次第ではさらに伸びていくことでしょう。

 小テストの内容や1年生・2年生については後日触れたいと思います。

夏期講習2日目&中1

 今日は夏期講習二日目です。まだ部活が続いている女子ハンドボール部と吹奏楽部はなかなか開始時刻には来られませんが、他の生徒たちは昨日に続いて全員出席です。

 今日の時間割は、国語、英語、数学、理科。国語は問題の解き方を軽く説明しました。知っている文章の内容が出る中間や期末と違って、北辰や入試は初めて見る問題です。定期テストでは読み飛ばしている長文を読む必要があります。国語の長文で必ずと言っていいほど話題になるのが、本文と設問、どちらを先に読めばいいのか問題です。

 問題(設問)の方を先に読んだ方がいいという意見もありますが、私は先に設問を見てもたいしたメリットはないと思います。だからといって膨大な長文を全部読んでからだと時間もかかります。国語の問題というのは小説でも説明文でも必ず空欄があったり傍線部があったりで、その部分に関する問題が出されます。よって、個人的には本文を読みながら、空欄なり傍線部があったらその部分の問題に答える方が効率はいいと思います。そのあたりはある程度の慣れが必要で、夏休み中に文章問題に慣れてもらいます。

 英語は文法中心で、時間があれば長文にも取り組もうと考えています。英語は苦手な生徒が多いので他の教科より多く別に1冊英語のテキストを用意しました。

 数学はまずは計算です。計算はすべての数学の基本で、計算ができなければ何もできません。特に文字式の計算、方程式を数日かけて練習します。

 理科は比較的簡単な生物から取り組みます。数学や理科はテキストの順番どおりには行いません。テキストの順番が復習に適した順番とは限らないので、私が判断して復習しやすい順で学習します。何時間も学習を進めて脳が慣れてきたころに、数学は関数などの難しい単元、理科も化学反応式やオームの法則などの計算を絡めた問題に取り組みます。ひとりで勉強するときはこんなことまで意識できないと思いますが、そこは何十年も教えている経験から指導していきます。

 中3の夏期講習は18時30分で終了します。部活で遅れてきた生徒などは残って勉強しています。夜は中1の授業です。中1は夏休み中もいつもと同じ曜日のいつもと同じ時間です。この間学校の授業はストップしているので塾のペースで学習できます。夏休みの前半は軽く1学期の復習です。1学期の間ほとんど触れることのなかった英語も文法を中心に進めます。数学は中1の中でも最重要単元である一次方程式を学習します。中3でも触れたようにとにかく計算ができなければ話にならないので、方程式の解き方と同時に通常の計算問題も練習します。

 中1は夏休み中毎回英語の小テストと数学の小テストを行います。英語は小学校の時から続けているので慣れているでしょう。英文と単語のテストです。数学は去年まではあまり小テストを行っていませんでしたが今年は計算の小テストを行うことにしました。小テストにあまり時間がかかっても困るので数分で終わる程度だけど、できなければならない問題を作って解かせます。一ヶ月以上の夏休み何も勉強しないでいるとこの先が心配です。塾生の皆さんは毎週定期的に塾で勉強する習慣がつくでしょうから2学期以降もそれほど困ることはないでしょう。

夏期講習スタート!

 今日から中3の夏期講習がスタートしました。当塾の夏期講習は毎年100時間行っています。今年も同じで、1日4時間の25日間です。塾生情報によると友達の塾では7時間も8時間もやるとこともあるそうですが、うちでは4時間にしています。理由はいろいろありますがここでは省略します。その分日数を多めにとっています。

 面談でもお話しした通り、夏期講習では一切先には進みません。すべて復習です。100時間だから平等に20時間ずつにしているかというとそうでもありません。塾を始めた最初の数年は20時間ずつにしていましたが、どうやっても復習の量が多すぎる理科とか社会は時間がたりないのです。そこで復習といっても覚える量が少ない国語の時間を減らし、その分他の教科の時間を増やすことにしました。5教科とも私が教えているので特に問題はありません。そもそも5教科の時間を均等にする理由もありません。

 また講習の時間は多めにとってはいますが、それだけでは足りません。毎日の宿題と課題テストで知識の定着を図ってもらいます。課題テストは前もって課題を渡します。要は絶対暗記が必要な項目です。授業中に暗記している時間はありません。家で覚えてもらいます。リストを渡すだけでは覚えない生徒もいるでしょうから、塾で確認テストを行います。その方がやる気も出るでしょう。テストは数学以外の4教科で行います。それでも覚えてこなかったら・・・ そのあたりは中3の意識にお任せします。うちの塾は生徒に合わせる個人塾ではなく、あくまでも塾のやり方に合わせてもらいます。面倒くさい、やりたくない、覚えたくないという意識の人はあまり来る意味がないと思います。

 小テストのリストはすべてパソコンで作成します。漢字と英単語と社会と理科の用語です。ゼロから作るのは大変なのでほとんどは昨年までのを再利用します。ただ教科書が変わって習う内容が変わったり、用語が変わったり、事実そのものが変わることがあるのでそのあたりは修正してから配ります。

 各教科毎回50問です。国語は5回、英語も5回、理科は4回、社会は6回の計20回です。全部で1000問。これだけでも知識の量は相当変わるでしょう。部活等で遅れそうな人は受けなくてラッキー! ではなくて後ほど受けることになっています。このあたりは直前の三者面談でも話し合い、塾生の意欲の高さがうかがえます。

夏期講習のご案内

下記の要領で実施します。
対象中学:戸塚中学校
対象学年:中1~中3
実施日時:7月22日~8月31日

外部生受付人数
 中1:若干名(3~4名)
 中2:若干名(1~2名)
 中3:若干名(3~4名)

中1と中2は夏休み中も1学期と同じ曜日・時間で授業を行います。夏期講習というのは新しく当塾で勉強を始める方への便宜上の区切りで、内部生の方の授業は通常通りです。

中1…毎週火曜日と金曜日
 午後7時20分~9時55分
 授業数30(1授業45分)
 講習費用 19,000円
 教材費  10,000円
 学習教科 英数理社
 1学期の復習を少々行い、2学期の内容の先取学習を行います。

中2…毎週水曜日と土曜日
 午後7時20分~9時55分
 授業数30(1授業45分)
 講習費用 19,000円
 教材費  10,000円
 学習教科 英数理社
 1学期の復習を少々行い、2学期の内容の先取学習を行います。

中3…毎週月・火・水・金・土
 午後2時30分~6時30分
 授業数100(1授業50分)
 講習費用 60,000円
 教材費  10,000円
 学習教科 5教科
 ※先には進まないで全教科中1からの復習を行います。
以下に時間割の詳細を掲載します 

中3夏期講習時間割詳細ダウンロード

夏期講習をお申し込みの方で希望される方は夏期講習前の授業をすべて無料で受講できます。曜日、時間等はお問い合わせください。また2学期以降そのまま継続される場合に必要な教材費は免除します。夏期講習、および2学期以降は通常月謝以外の費用はありません。(中3のみ冬期講習があります)

受講をご希望の方は午後4時以降(日曜日除く)お電話をいただくか、直接ご来塾ください。

中学3年生につきましては、例年夏期講習が最後の受付となっています。2学期以降の新規入塾はお断りする場合がございます。ご了承ください。

新TeX

 塾生に出す宿題や小テストの問題。英語はパソコンでちょいちょいと作って渡すことができます。6年生などほぼすべての教材をエクセルで作っています。が、数学となると少し話が変わってきます。

 数学の問題もエクセルで作れないことはないのですが、見た目がいまいちなのです。特に中学の文字式などは「エックス」なのか「かける」なのか判別が難しい。もちろん数式処理もできますが、細かいところまで思ったような出来栄えにするのはなかなか大変です。ということで20年くらい前からTeXを使っています。これは教科書や問題集に載っているのと同じような文字や式が作れるソフトで日本どころか世界中で使われています。したがって解説が英語で書いてあったりして解説の解説を日本語で読む必要があったりします。

 パソコンが4~5年でダメになるため、パソコンを交換するたびに中のソフトも新しくしなければなりません。TeXはだんだんバージョンアップしているのか、パソコンを変えたら今までのが使えなくなりました。しょうがないので激重の前のパソコンで作ることもしばしばでしたが、色々調べてTeXの最新版(TeX Live)を見つけて取り入れることにしました。

 解説によるとインストールには長時間かかります(1時間~2時間)と書いてありました。まあこれくらいならいいかと思って始めたのですが、4700くらいファイルがあって全部終了するまでに5時間もかかりました。

 実際に動かしてみると以前のとは見た目も若干変わっていました。肝心なのは昔のファイルが使えるのかということですが、試してみた感じでは昔のも使えそうです。ただ \vfill というコマンドがちょっとイメージ通りにならなくて、今後試行錯誤になると思います。数学の場合は手書きのほうがはるかに楽ですが、結構こだわって作っています。

中間テスト総括

 もう期末テストの範囲も出ましたので中間テストについて簡単にまとめておきたいと思います。中1と中3は塾生の平均が学年平均と比べて5教科で約50点上回っていました。中2は約40点上回っており、どの学年もまずまず頑張ったのではないかと思います。

 教科別では中3の数学と社会、中2の数学と理科、中1の英語と社会と理科に関しては、塾生の平均が学年平均より10点以上上回っておりいつものことですが理科と社会で特に結果が出ているようです。

 満点は2人、90点以上はのべ32人でした。塾生は全員戸塚中で1学年10人ちょいの小規模な塾としてはまずまずではないかと思います。

中2テスト範囲

 今日は土曜日で中2の授業がありました。他の学年同様にテスト範囲を見せてもらいました。普段の授業の進み具合からだいたいの予想はできますが、改めて確認します。

 英語はよく分からないラウンド3で文法が出るそうです。ということで来週あたり文法を細かく説明したいと思います。ところでラウンドシステムの成果は出ているのでしょうか。うちの塾にも多くの教材会社の方が見えられます。いろいろな塾の声を聞いている方からの話なので信憑性は高いと思いますが、今の英語の教科書が使いづらいと思っているのは私だけではないようです。ほとんどの塾の先生が今の英語の教科書は非常に使いづらい、構成がめちゃくちゃだと考えているようです。

 単語や文法が難しくなるのは時代の流れからある程度は想定できます。が、この教科書では文法を習わせる気が全くないという作りになっています。そのわりに学校に卸す副教材だけは品揃えばっちりで、わざと分かりにくい教科書にして副教材を買ってください、ということでしょうか。といらぬことまで考えてしまいます。私はこのブログで3年前から言い続けていますが、今の教科書が英語の力をつけるのにはほとんど役に立っていないという気持ちは今も変わりません。

 川口の英語の教科書はずっと東京書籍のNew Horizonでした。それが前回の改訂から光村の Here we go に変わりました。その際に熊谷でやっているラウンドシステムを導入して英語の力を飛躍的に上げるというのが教育委員会の見解だったのですが。これで川口市の英語の力が劇的に上がっているのかというと、県で行われている学力検査の結果を見る限り劇的に上がるどころか逆に下がっているのではないかと思えるほどです。川口市の広報にもwriting(書き)には課題が残されたと書いてあります。

 ところが検索していろいろ調べたところ全国のあっちこっちの塾の先生が中学英語の教科書に批判的です。このすべてが川口市と同じ教科書のわけがないので、おそらくどの教科書でも同じような事態になっているのでしょうか。つまり今の英語の教科書が会社に関係なく使いづらくなっているということになります。そのあたり気になるので来年の改訂の際には他の教科書も見てみたいと思います。

 と愚痴はこの辺にして、数学の範囲は連立方程式の計算がメインで文章題は少しだけ。これだと範囲が狭すぎるので中間の範囲からも出題されそうです。私の予想では文章題全部が範囲になると思っていましたが、予想より狭くなりました。おそらく学総などで授業がストップすることを考慮されているのだと思います。ということでひたすら計算練習です。中2の1学期期末の際には毎年塾生に話していることがあります。とにかく早く正確に解けるようにと。毎回時間切れで終わる生徒が多いのです。時間をかければ解ける、ではダメです。それではテストの時間内に終わりきれません。おそらく連立方程式の計算だけで10問以上出るはずですから、これに1問3分も4分もかけていては他の問題に手が回りません。

これは今日渡したプリントです。TeXで作った20問。塾生には1問1分を目標にと話しています。これは平均なので前半の簡単なのは30秒くらいで、分数とか(   )つきの難しいのは2~3分かかったとしても平均で1問1分が目標です。ちなみに私も解きましたが1問平均20秒で解けました。最初の方の問題は1問5秒です。

 後半は文章題です。文章題と言っても一番基本的な買い物の問題。

理科は細胞の前半まで。これまた予想より少なめの範囲でした。範囲が狭すぎて100点分作れるのか心配になります。つまり中間の内容ももう一度しっかり復習をしておく必要があります。それは社会にもいえます。前回に追加される内容は九州地方だけ。これで100点分も作れるわけがないので、こちらも中間テストの内容が半分くらい出るのではないかと思います。テストは一度終わったらもう忘れていいわけではありません。今習っている内容はいずれ北辰や入試にも出題されます。復習は常に必要であるということを頭に入れておいて欲しいと思います。

中1テスト範囲

 今日は金曜日で小5と中1の授業がありました。5年生はいつものようにまず国語の宿題の答え合わせから。今日は語句の問題でした。そのあと算数の宿題チェックをしてから小テストを行いました。3人ともまずまずできていました。

 夜は中1の授業です。テスト範囲が出たようで見せてもらいました。普段から学校の授業の進度を聞いているためだいたいの予想はできています。数学は文字式の前半までですが、どうも範囲に矛盾があるようです。生徒は細かいところまでチェックしていないと思いますが、教科書の範囲とワークの範囲に齟齬が見られます。おそらく後ほど訂正があるでしょう。それに合わせて塾でも対策していきたいと思います。

 理科と社会の範囲もすでに塾では学習済みです。範囲が出たのでこれ以上先に進まないでテストの勉強を行います。このあたりは戸塚中限定にしているからできることです。複数の中学の生徒が在籍していると日程も範囲もバラバラですからね。

 今回はテスト前に学総があり学校の授業もストップするため総じて範囲が狭めです。範囲が狭いからラッキー! と言う発想は持たないように塾生には話しています。知らない人も多いようですが、定期テストにおいては逆に範囲が広い方が取り組みやすいのです。

 範囲が広くても狭くても問題数はほぼ同じで100点満点です。範囲が狭いときは何とか100点分の問題を作るために細かいところ、難しいところ、教科書のどこに載っているか分からないような問題も出てくる可能性があります。逆に範囲が広いときは、あまり細かいものを出していると100点では足りません。重要な部分だけで100点近くになります。

 と言うことで今回は全教科範囲が狭いということは、細かいところまで注意して教科書を読むなりワークに取り組むなりの準備が必要になります。