今日で中学3年生の夏期講習全日程が終了しました。毎年中学3年生は100時間を夏期講習の時間として準備しています。前半は部活の大会などでなかなか全員そろわないため時間は少し多めに設定しています。つまり休みなしで全部受ける人にとってはかなりの効果が見込めるのではないかと思います。
内容に関しては以前書いた通りです。期間中は中3が4時間に夜は中1・中2が交代で3時間ずつ授業があり、毎日7時間授業を行っていました。さらに小テストの採点や授業準備などで時間を取られ、普段にもましてこのブログの投稿から遠のいておりました。講習も終わり若干時間が取れるようになったら、徐々にこちらも復活していこうと思います。
夏期講習の成果がすぐに現れるのかというとそれは何とも言えません。たまたま扱った問題がテストに出れば数字の上だけでは成果がでたことにはなりますが、実際にはそう短期的なものではなく入試までを見据えて成果が出ることを想定しています。一つには勉強する習慣をつけるということです。要は、夏期講習で習得した知識だけが成果ではなく、その後の勉強習慣の習得も夏期講習の成果であると考えています。
そのために毎日の宿題と21回にわたる小テストの実施が挙げられます。特に小テストは内容は復習とはいえ勉強しないで受けたら半分も取れないような内容です。ほぼすべての回で平均80点以上となっており塾生の皆さんもきちんと覚えてきたようで感心です。
ただどこの塾も夏期講習は行います。本人は頑張っているつもりでも、周りもみんな頑張っているから1学期までの成績をキープするだけでも大変です。それでも毎年当塾の夏期講習の後、2学期以降北辰の成績が一気に上がった生徒は何人もいます。今年の中3生も1学期までと比べたら、夏休み中のほぼ毎日の勉強で明らかに態度がいい方向に変わってきました。これからの頑張り次第ではさらに伸びていくことでしょう。
小テストの内容や1年生・2年生については後日触れたいと思います。