あまり話題になっていませんが、数年前から英語の4本線の間隔が新しくなりつつあるのをご存じでしょうか。すでに前回改定の教科書には載っていますが(もちろん4本線があるのは中学では中1だけです)ほとんど普及していません。
ためしに現中1に聞いたら小学校の頃は英語を書くことをやらないので、まったく記憶にないとのこと。ためしに現中2に聞いても、中1のころ学校で見た記憶はないとのこと。
なんのことか意味不明の方に画像をササっと作りました。

上が従来の線。下が最近登場しだした線です。一見してわかるように、新しい方は中段だけやけに広いのです。もう何十年も上で慣れているので、いきなり下の線が出てきてもバランスよく書くのに苦労しそうです。
さて、教材はどうなっているのかというと、はっきりいってバラバラです。新しい下の方式で作っている教材もあれば、従来の上の方式で作っている教材もあります。塾の教材を選ぶとき問題の内容で選んでいるため、線の間隔までは考えていませんでした。文房具店などに売っているノートは圧倒的に上が多いと思います。ためしに楽天市場で検索すると、やはり従来の幅の方が多く見られました。ただ新しい方もチラホラとみられます。
はたして学校ではどちらで習っているのか、再度確認してみたいと思います。まあこの線は中1の1学期くらいしか使わないので、そんなに気にすることでもありませんが、bとかdとかこの線に書いたら、ものすごくバランス悪い字になる気がします。ちなみに塾では従来の線で教えています。
例えば、大学ノートの罫線などはJIS規格で決まっているはずです。(Aは7mm Bは6mm)英語のノートに関しては現状バラバラなので、できれば統一してほしいところです。統一しないのなら、学校ではどちらでもいいことにしてほしいものです。頑固な先生の中には先生の言う通りに書かないとすべて不正解という昭和主義をいまだに突き通す先生もいます。

中1の小テストです。従来の間隔でプリントは作っていますが、特に問題ないと思います。学校で新しい方で練習するようにと言われたら、塾でもそれに合わせたいと思います。