夏期講習スタート!

 今日から中3の夏期講習がスタートしました。当塾の夏期講習は毎年100時間行っています。今年も同じで、1日4時間の25日間です。塾生情報によると友達の塾では7時間も8時間もやるとこともあるそうですが、うちでは4時間にしています。理由はいろいろありますがここでは省略します。その分日数を多めにとっています。

 面談でもお話しした通り、夏期講習では一切先には進みません。すべて復習です。100時間だから平等に20時間ずつにしているかというとそうでもありません。塾を始めた最初の数年は20時間ずつにしていましたが、どうやっても復習の量が多すぎる理科とか社会は時間がたりないのです。そこで復習といっても覚える量が少ない国語の時間を減らし、その分他の教科の時間を増やすことにしました。5教科とも私が教えているので特に問題はありません。そもそも5教科の時間を均等にする理由もありません。

 また講習の時間は多めにとってはいますが、それだけでは足りません。毎日の宿題と課題テストで知識の定着を図ってもらいます。課題テストは前もって課題を渡します。要は絶対暗記が必要な項目です。授業中に暗記している時間はありません。家で覚えてもらいます。リストを渡すだけでは覚えない生徒もいるでしょうから、塾で確認テストを行います。その方がやる気も出るでしょう。テストは数学以外の4教科で行います。それでも覚えてこなかったら・・・ そのあたりは中3の意識にお任せします。うちの塾は生徒に合わせる個人塾ではなく、あくまでも塾のやり方に合わせてもらいます。面倒くさい、やりたくない、覚えたくないという意識の人はあまり来る意味がないと思います。

 小テストのリストはすべてパソコンで作成します。漢字と英単語と社会と理科の用語です。ゼロから作るのは大変なのでほとんどは昨年までのを再利用します。ただ教科書が変わって習う内容が変わったり、用語が変わったり、事実そのものが変わることがあるのでそのあたりは修正してから配ります。

 各教科毎回50問です。国語は5回、英語も5回、理科は4回、社会は6回の計20回です。全部で1000問。これだけでも知識の量は相当変わるでしょう。部活等で遅れそうな人は受けなくてラッキー! ではなくて後ほど受けることになっています。このあたりは直前の三者面談でも話し合い、塾生の意欲の高さがうかがえます。