夏期講習のご案内

下記の要領で実施します。
対象中学:戸塚中学校
対象学年:中1~中3
実施日時:7月22日~8月31日

外部生受付人数
 中1:若干名(3~4名)
 中2:若干名(1~2名)
 中3:若干名(3~4名)

中1と中2は夏休み中も1学期と同じ曜日・時間で授業を行います。夏期講習というのは新しく当塾で勉強を始める方への便宜上の区切りで、内部生の方の授業は通常通りです。

中1…毎週火曜日と金曜日
 午後7時20分~9時55分
 授業数30(1授業45分)
 講習費用 19,000円
 教材費  10,000円
 学習教科 英数理社
 1学期の復習を少々行い、2学期の内容の先取学習を行います。

中2…毎週水曜日と土曜日
 午後7時20分~9時55分
 授業数30(1授業45分)
 講習費用 19,000円
 教材費  10,000円
 学習教科 英数理社
 1学期の復習を少々行い、2学期の内容の先取学習を行います。

中3…毎週月・火・水・金・土
 午後2時30分~6時30分
 授業数100(1授業50分)
 講習費用 60,000円
 教材費  10,000円
 学習教科 5教科
 ※先には進まないで全教科中1からの復習を行います。
以下に時間割の詳細を掲載します 

中3夏期講習時間割詳細ダウンロード

夏期講習をお申し込みの方で希望される方は夏期講習前の授業をすべて無料で受講できます。曜日、時間等はお問い合わせください。また2学期以降そのまま継続される場合に必要な教材費は免除します。夏期講習、および2学期以降は通常月謝以外の費用はありません。(中3のみ冬期講習があります)

受講をご希望の方は午後4時以降(日曜日除く)お電話をいただくか、直接ご来塾ください。

中学3年生につきましては、例年夏期講習が最後の受付となっています。2学期以降の新規入塾はお断りする場合がございます。ご了承ください。

新TeX

 塾生に出す宿題や小テストの問題。英語はパソコンでちょいちょいと作って渡すことができます。6年生などほぼすべての教材をエクセルで作っています。が、数学となると少し話が変わってきます。

 数学の問題もエクセルで作れないことはないのですが、見た目がいまいちなのです。特に中学の文字式などは「エックス」なのか「かける」なのか判別が難しい。もちろん数式処理もできますが、細かいところまで思ったような出来栄えにするのはなかなか大変です。ということで20年くらい前からTeXを使っています。これは教科書や問題集に載っているのと同じような文字や式が作れるソフトで日本どころか世界中で使われています。したがって解説が英語で書いてあったりして解説の解説を日本語で読む必要があったりします。

 パソコンが4~5年でダメになるため、パソコンを交換するたびに中のソフトも新しくしなければなりません。TeXはだんだんバージョンアップしているのか、パソコンを変えたら今までのが使えなくなりました。しょうがないので激重の前のパソコンで作ることもしばしばでしたが、色々調べてTeXの最新版(TeX Live)を見つけて取り入れることにしました。

 解説によるとインストールには長時間かかります(1時間~2時間)と書いてありました。まあこれくらいならいいかと思って始めたのですが、4700くらいファイルがあって全部終了するまでに5時間もかかりました。

 実際に動かしてみると以前のとは見た目も若干変わっていました。肝心なのは昔のファイルが使えるのかということですが、試してみた感じでは昔のも使えそうです。ただ \vfill というコマンドがちょっとイメージ通りにならなくて、今後試行錯誤になると思います。数学の場合は手書きのほうがはるかに楽ですが、結構こだわって作っています。

中間テスト総括

 もう期末テストの範囲も出ましたので中間テストについて簡単にまとめておきたいと思います。中1と中3は塾生の平均が学年平均と比べて5教科で約50点上回っていました。中2は約40点上回っており、どの学年もまずまず頑張ったのではないかと思います。

 教科別では中3の数学と社会、中2の数学と理科、中1の英語と社会と理科に関しては、塾生の平均が学年平均より10点以上上回っておりいつものことですが理科と社会で特に結果が出ているようです。

 満点は2人、90点以上はのべ32人でした。塾生は全員戸塚中で1学年10人ちょいの小規模な塾としてはまずまずではないかと思います。

中2テスト範囲

 今日は土曜日で中2の授業がありました。他の学年同様にテスト範囲を見せてもらいました。普段の授業の進み具合からだいたいの予想はできますが、改めて確認します。

 英語はよく分からないラウンド3で文法が出るそうです。ということで来週あたり文法を細かく説明したいと思います。ところでラウンドシステムの成果は出ているのでしょうか。うちの塾にも多くの教材会社の方が見えられます。いろいろな塾の声を聞いている方からの話なので信憑性は高いと思いますが、今の英語の教科書が使いづらいと思っているのは私だけではないようです。ほとんどの塾の先生が今の英語の教科書は非常に使いづらい、構成がめちゃくちゃだと考えているようです。

 単語や文法が難しくなるのは時代の流れからある程度は想定できます。が、この教科書では文法を習わせる気が全くないという作りになっています。そのわりに学校に卸す副教材だけは品揃えばっちりで、わざと分かりにくい教科書にして副教材を買ってください、ということでしょうか。といらぬことまで考えてしまいます。私はこのブログで3年前から言い続けていますが、今の教科書が英語の力をつけるのにはほとんど役に立っていないという気持ちは今も変わりません。

 川口の英語の教科書はずっと東京書籍のNew Horizonでした。それが前回の改訂から光村の Here we go に変わりました。その際に熊谷でやっているラウンドシステムを導入して英語の力を飛躍的に上げるというのが教育委員会の見解だったのですが。これで川口市の英語の力が劇的に上がっているのかというと、県で行われている学力検査の結果を見る限り劇的に上がるどころか逆に下がっているのではないかと思えるほどです。川口市の広報にもwriting(書き)には課題が残されたと書いてあります。

 ところが検索していろいろ調べたところ全国のあっちこっちの塾の先生が中学英語の教科書に批判的です。このすべてが川口市と同じ教科書のわけがないので、おそらくどの教科書でも同じような事態になっているのでしょうか。つまり今の英語の教科書が会社に関係なく使いづらくなっているということになります。そのあたり気になるので来年の改訂の際には他の教科書も見てみたいと思います。

 と愚痴はこの辺にして、数学の範囲は連立方程式の計算がメインで文章題は少しだけ。これだと範囲が狭すぎるので中間の範囲からも出題されそうです。私の予想では文章題全部が範囲になると思っていましたが、予想より狭くなりました。おそらく学総などで授業がストップすることを考慮されているのだと思います。ということでひたすら計算練習です。中2の1学期期末の際には毎年塾生に話していることがあります。とにかく早く正確に解けるようにと。毎回時間切れで終わる生徒が多いのです。時間をかければ解ける、ではダメです。それではテストの時間内に終わりきれません。おそらく連立方程式の計算だけで10問以上出るはずですから、これに1問3分も4分もかけていては他の問題に手が回りません。

これは今日渡したプリントです。TeXで作った20問。塾生には1問1分を目標にと話しています。これは平均なので前半の簡単なのは30秒くらいで、分数とか(   )つきの難しいのは2~3分かかったとしても平均で1問1分が目標です。ちなみに私も解きましたが1問平均20秒で解けました。最初の方の問題は1問5秒です。

 後半は文章題です。文章題と言っても一番基本的な買い物の問題。

理科は細胞の前半まで。これまた予想より少なめの範囲でした。範囲が狭すぎて100点分作れるのか心配になります。つまり中間の内容ももう一度しっかり復習をしておく必要があります。それは社会にもいえます。前回に追加される内容は九州地方だけ。これで100点分も作れるわけがないので、こちらも中間テストの内容が半分くらい出るのではないかと思います。テストは一度終わったらもう忘れていいわけではありません。今習っている内容はいずれ北辰や入試にも出題されます。復習は常に必要であるということを頭に入れておいて欲しいと思います。

中1テスト範囲

 今日は金曜日で小5と中1の授業がありました。5年生はいつものようにまず国語の宿題の答え合わせから。今日は語句の問題でした。そのあと算数の宿題チェックをしてから小テストを行いました。3人ともまずまずできていました。

 夜は中1の授業です。テスト範囲が出たようで見せてもらいました。普段から学校の授業の進度を聞いているためだいたいの予想はできています。数学は文字式の前半までですが、どうも範囲に矛盾があるようです。生徒は細かいところまでチェックしていないと思いますが、教科書の範囲とワークの範囲に齟齬が見られます。おそらく後ほど訂正があるでしょう。それに合わせて塾でも対策していきたいと思います。

 理科と社会の範囲もすでに塾では学習済みです。範囲が出たのでこれ以上先に進まないでテストの勉強を行います。このあたりは戸塚中限定にしているからできることです。複数の中学の生徒が在籍していると日程も範囲もバラバラですからね。

 今回はテスト前に学総があり学校の授業もストップするため総じて範囲が狭めです。範囲が狭いからラッキー! と言う発想は持たないように塾生には話しています。知らない人も多いようですが、定期テストにおいては逆に範囲が広い方が取り組みやすいのです。

 範囲が広くても狭くても問題数はほぼ同じで100点満点です。範囲が狭いときは何とか100点分の問題を作るために細かいところ、難しいところ、教科書のどこに載っているか分からないような問題も出てくる可能性があります。逆に範囲が広いときは、あまり細かいものを出していると100点では足りません。重要な部分だけで100点近くになります。

 と言うことで今回は全教科範囲が狭いということは、細かいところまで注意して教科書を読むなりワークに取り組むなりの準備が必要になります。

中3テスト範囲

 今日は木曜日で中3の授業がありました。早いもので今日で期末テスト2週間前。早速テスト範囲も配られたようなので見せてもらいました。

 数学は平方根全体になっています。来週は学総もあり授業がストップすることもあります。今の進度を考えたらひょっとしたら数学の範囲は狭くなる可能性があります。そのあたり考慮しながら塾でも学習していきます。もちろん範囲がそのまま変わらなかったとしても対応できるように教えていきます。

 理科は前回の続きですが仕事とエネルギーが中心。その次の生物まで入るかもと思っていましたが、こちらは予想より狭い範囲となりました。そのぶん2学期の中間の範囲がかなり広くなることは頭に置いておく必要があります。

 社会は終戦まで。第一次世界大戦からなので前回と若干かぶります。戦後の内容は2学期の中間になるのでしょうか。2学期は公民を進める必要があるのでこちらも2学期はかなりの量になりそうです。

 この学年にとってはもう12回目の定期テストです。1年生ではないので、私がごちゃごちゃ言わなくてもどういうペースで勉強すればいいのかもう自分で分かるはずです。逆に分からないようでは困ります。

 三者面談でも話をしたとおり3年生の内申は1学期と2学期の2回で決まります。1学期に5をとればかなりの確率で3年生の内申も5になります。もちろんすべての人に当てはまるわけですから、自分だけは低いという自体にならないようにして欲しいと思います。そのためには定期テストでいい結果を残すことは最低条件です。去年の中3でも内申45が2人に44が1人いました。40以上の生徒は他にも。10数名の塾生でこれは驚異的です。

 うちの塾は在籍期間が長い生徒が多いため内申に関してもわりと苦労しないという生徒が多い傾向にあります。ただし内申に関して塾でできることは定期テストくらいです。普段の授業態度とか提出物まではタッチできません。5が多い生徒はそのあたりもきちんとできているようで感心します。

八ツ橋完食!

今日は火曜日で6年生と中1の授業がありました。6年生は今日から英語に入ります。学校での英語はほとんど書くことをしないというのは今も変わらないようなので、塾ではとにかく書きまくります。

 板書で書いて、問題練習のプリントで書いて、宿題で書いて、課題で書いて、小テストで書きます。読めればいいというものではありません。今の高校入試が筆記中心である以上塾でも書いて覚えてもらいます。したがって塾から渡している宿題や課題をきちんとこなせないようでしたら、中学の英語はかなり難しく感じるようになるかもしれません。

 今日の英語は最初ということで、I am の文章です。 SVC(という言葉は使いませんが)Cにあたる単語によっていろいろな文章のパターンを練習しました。単語が分からないと文章は書けません。よってよく使う単語を240個リストアップして予め渡してあります。小学生の英語はとにかく私の手作り教材です。暗記用の単語プリントも宿題プリントも課題プリントも小テストもすべて私の手作りです。さすがに私の雑な丸文字では読みにくいでしょうからパソコンで作って渡しています。

 休み時間に中3がお土産で買ってきてくれた八ッ橋をいただきました。

写真はいただいたお土産の一部ですが、中3の皆さんが買ってきてくれる八ッ橋を塾生でいただくというのが毎年の伝統になっています。今年は小学生が少ないので結構余りました。曜日の関係で2回チャンスがあった学年も。

6年生は英語の文法を開始しました。3月をめどにゆっくり丁寧に教えていきます。小学生のうちに英語を学習しておきたいという方がいらっしゃったら、まだまだ受付中です。

高校案内

注文していた高校受験案内が届きました。

 数ある受験案内の中でも質・量・見やすさともに一番良さそうな本を毎年注文して塾生の皆さんにプレゼントしています。書店にも同じような本で表紙がもっとカラフルなものがありますが、中身は同じです。

 さて大部分は見れば分かる作りになっていますが、毎年渡すときに一つだけ注意していることがあります。それは偏差値の見かたです。意外と知らない人が多いのですが、偏差値というのは絶対数値ではありません。あくまでもその模試を受けた中での相対評価を数値化したものです。要は模試の種類によって偏差値は上がりもするし下がりもするのです。偏差値を使った数字のトリックもたくさんあり、よく偏差値30から50も上がったとかいう記事を見ますが、ああいうのはだいたい数字のトリックを使ったものであるということは分かる人には分かります。

 ということで、埼玉県の公立高校入試を受ける人で最も信頼できる偏差値は北辰の偏差値です。これは誰がなんと言おうと確実です。偏差値の信頼度は母集団の多さと、対象とする進路に比例します。北辰テストの受検者数は他の模試を圧倒していますし、公立を受ける人のほとんどが受ける模試です。1~2年のときに受けた模試も意識付けには重要ですが、その偏差値で進路を決めていいのかというと答えはNoです。

 今回渡した受験案内は北辰とは無関係です。よって中に書いてある偏差値も北辰偏差値とはちがいます。そこで本に書いてある偏差値と北辰偏差値のちがいを具体的に数値を使って説明しました。ネットに載っている偏差値を真に受ける人もいますが、すべてとは言いませんがかなり適当な数値です。これは前にも書いたと思います。

 某有名家庭教師サイトによると、川口北(普通)の偏差値は66だそうです。北辰から見たら随分高い数字ですが、偏差値は模試によって違うのでおそらくこの家庭教師サイトではそう判断したのでしょう。ですが、最近川口北に追いついたと言われる川口市立(普通)の偏差値はなんと50と書いてあります。これ4~5年前からまったく変わっていません。4~5年前でもこの数字はありえないし、今でもありえません。

 このようにネットの数字というのはあてにならない部分があるということです。塾生の皆さんには正しい情報を元に高校選びをして欲しいと思います。塾から渡した受験案内も参考にしてください。