中3の成績が良い

 パソコンの調子が悪かったので半年くらい前から変えよう変えようと思ってやっと新しいものに変えました。やはり今時メモリ4GBではいろいろと不都合が多いです。個人的にはパソコンは10年くらい持ってほしいのですがだいたい4~5年が限界のようです。

 さて、年も明け高校入試も近づいてきました。中3の目の色も半年前とは明らかに変わっています。そんな中3ですが2学期の期末テストと、学年総合の通知表(いわゆる内申点)を見てかなり頑張っていることが分かったので、ここで褒めたたえたいと思います。

 まずは期末テスト。学年全体のグラフを見ると450点以上が11人いました。その中になんとうちの塾生が3名も入っていました。これはすばらしい! しかもさらにすごいのは音楽と技術家庭を加えた7教科総合では、うちの塾生が学年3位、さらに同点3位がもう一人、さらに6位もいました。 つまり7教科総合での学年6位までの3名がうちの塾生だったということです!

 1学年7クラスで250人ほどいる学年です。地域には40もの塾がありなぜかいまだにその数は増えています。駅前にあって誰もが知るような大手の塾で生徒が何十人も何百人もいるような塾なら考えられないこともありませんが、教室は1つだけ、教えるのも1人だけ、対象中学も1つだけ、塾生は1学年で10名ちょいという、どこにあるのかも分からないような小さな塾でも結果は残せるのです。もちろん頑張っているのは生徒ですが、必ずしも有名塾に行く必要はないということをうちの塾生が証明してくれています。

 続きまして内申点。3年生は2学期までの評定をもとに学年の評定が出されそれが高校入試の判定材料となります。さて、ことあるごとにうちの塾生は理社で頑張っていると書いてきたとおりさすがに理科と社会は学年総合の評定でも4と5がほとんどです。ただ、理科社会を圧倒する形で一番結果が良かったのは、まさかの教科でした。

 中3塾生の内申(学年総合)の平均値のベスト5を書いてみたいと思います。数値は四捨五入して小数第1位までにしてあります。

1位 保体! 4.8
2位 社会  4.3
2位 美術  4.3
4位 数学  4.1
4位 理科  4.1

 ということで、まさかの保健体育がダントツの成績でした。これは学年全体で甘いのか、うちの塾生がとくに優秀なのかはわかりませんが、言われてみればうちの塾生は毎年保体の成績がいいような気がします。つまり先生に関係なく塾生が頑張っているということです。今年の中3もほとんどが運動部で、塾生は毎年1学年10数名しかいませんがそのうち3~4名が何かしらの部の部長をしています。今年も去年もその前もずっとです。塾では5教科しか見ていませんが、副教科もしっかり頑張っていることがわかりました。

 ちなみに5の割合も圧倒的に保健体育が多く、なんと塾生の8割が5でした。
45(オール5)が2名、おしくも44が1名というのもなかなかのものです。内申がいいということは入試(学力検査)を受ける前から有利になっているということです。

 先ほど副教科も頑張っていると書きました。えてして勉強中心に考える生徒は副教科を軽視しがちです。その点うちの塾生はしっかりと副教科のことも考えています。毎年内申で苦労することがない生徒が多いのも頷けます。副教科も頑張れる要因の一つはうちの授業形式にあると思います。 テスト前はもちろんテスト対策を行いますが、本当に直前の数日間は教科を決めずに行うことが多くなっています。これは5教科はもちろん音楽や保健体育の勉強をしてもいいということです。実際、社会は大丈夫だから音楽やる、とか理科は楽勝だから家庭科覚えるという生徒が多く見られます。普段から学校に合わせているため余裕のある生徒が多いということです。これも中学を1つに限定しているからできることです。

 冬期講習も終わり通常授業に戻りました。とはいえこの時期は先に進む内容はなく復習の連続です。私立が終わったころからは塾の時間も増やします。公立の出題形式に合わせた内容で入試にその備えていきます。