高校受験案内

 今日は木曜日で中学3年生の授業日でした。中3にとって6月はものすごく忙しい月です。上旬には修学旅行があり、中旬には北辰テストがあります。さらに下旬には学総があり月末には期末テストです。修学旅行の余韻に浸っている場合ではありません。

 さて6月は忙しい月ですが、修学旅行や学総などのイベントが終わると徐々に受験生としての意識を持ち始める時期でもあります。そのきっかけになればと塾では毎年受験案内を中3全員に渡しています。今年も人数分注文していたものが火曜日に届き早速渡しました。欠席している生徒には後日渡します。

 受験案内はいくつかありますが、埼玉の受験生には一番情報が多いと思われる本を毎年取り寄せています。表紙だけ違う物が書店にも並ぶと思いますが、当塾では書店で購入する必要はありません。塾生全員に塾からのプレゼントです。本の見方を説明しました。こういう情報は今はネットにもたくさん載っていますが、学校の公式HP以外はあまり信用しない方がいいです。特にネットの口コミや偏差値はあてにならないと思って構いません。

 ネットの情報をすぐに信用する人がいますが、前にも書いたようにネットの口コミほどあてにならないものはありません。どこの誰が書いているか分からないからです。あと偏差値もいいかげんです。詳細は省きますが、超有名家庭教師サイトでもありえない偏差値を平気で何年も掲載しているところがあります。また塾で渡した受験案内にも目安の偏差値は載っていますが、埼玉の受験生が一番重要視する北辰の偏差値と受験案内の数値では若干の違いがあります。そのあたりも説明しておきました。

小6英語

 先週から小6の英語をスタートしました。ここ数年6月くらいから英語を開始しており今年もほぼ同じ時期になりました。例年と違うのは、今年の6年生(25期生)の場合事前に単語テストを数回行っていたことです。以前は英語の授業を始めると同時に単語テストを始めていました。が、今年の6年生は5年生のときから、漢字にしても算数にしてもどうも不安があったため単語テストを前倒しして始めていたのです。おかげで基本的な単語に対してはわりとスムーズに対応できているようで、この点に関しては私の作戦勝ちでした。

 うちの塾の小学生英語は文法中心です。あとは書くことを意識しています。要は小学校で習う英語と180度違う内容です。毎年小学生に聞いても学校では書くことはほとんどしないから、簡単な単語すら書けない生徒が多いそうです。また文章は習っても、その文章がなぜそういう文章になるのかなどの説明はなく、1文を丸暗記するだけという感じです。これは学校の先生がどうこうではなく、そういう指導要領にしている文科省に問題があると思います。

 よって、算数は学校とほぼ同じ内容ですが、英語はまったく違う内容を塾では学習することになります。学校と同じ気持ちで英語を受けていたら1年経ってもなにもできないということになりますので、しっかりと取り組んでもらいます。

 英語は1回につき文法事項を1つずつ覚えていくようにしています。あれもこれもと欲張っては消化不良になります。前回は I am ~ の文章。今回は You are ~ の文章です。

 上の画像は、前回行った最後の単語テスト。下の画像は今回行った最初の英語小テストです。文章と単語を書かせました。満点だから載せているのだろう! とお思いの方。その通りです(笑) 先にも書いたようにこの学年の塾生の学力は、現時点では6年生の平均的な学力に到達していない可能性が高く満点も数えるほどしかいません。なんとか小学生のうちに平均以上に到達させ、勉強が得意な生徒を増やしたいと考えています。

 ちなみに現6年生、下級生の時から学校で英語を習っているはずですが、書いていないことはテストや宿題を1回見ただけで分かります。それは英文でピリオド忘れがやたらと多いことです。中1ではほとんどいません。なぜなら何度も文章を書いていて無意識のうちにつけているからです。一方文章を書くことに慣れていない生徒はピリオドを忘れます。このあたりは塾で何度も書く練習をするので、当塾の生徒に関しては心配していません。

修学旅行

 今日は火曜日で本来なら中1の授業日ですが、修学旅行から帰ってくる中3が月曜日に授業を行うのは不可能なので、月曜日と火曜日で授業を入れ替えました。全員戸塚中生だからできる当塾のウルトラCです。ということで今日は学校は代休だった中3の授業を行いました。

 すでにご存じの方も多いと思いますが、今年の修学旅行は出発日の6月3日(土)が前日からの大雨で電車が軒並みストップまたは大幅な遅れとなり、あろうことか修学旅行を直撃しました。天候に関しては誰のせいでもありません。先生方(ひょっとしたら代理店の方も)のご尽力のおかげでかなり遅れましたが最悪の事態=中止 は免れたようです。この学年は3年前の小学校の修学旅行も中止になっており、なんとしても今年は行かせたいと思う方が多かったと思います。

 中学の修学旅行は一生の思い出になるでしょう。現に私もいまだに中学の修学旅行は覚えています。何の因果か私の修学旅行もまったく同じ6月3日からスタートでした。ちがうのは3泊4日だったことです。佐賀を出発して山口までバスで行き、萩や秋吉台を見学してフェリーに乗って厳島神社や原爆ドームに行った記憶があります。帰りは人生初の新幹線に乗り、人生初のジャンプを買った記憶があります。新幹線の中に財布を忘れ後日JRに送ってもらったことまで思い出してしまいました(中身より送料の方が・・ と思いましたが担任のE先生は送料のことは何も言いませんでした)

 さて、塾生の皆さんがお土産を買ってきてくれました。

 おなじみの八ツ橋です。これ全部私が食べたら即病院行きです。毎年中3が買ってきてくれたお土産(八ツ橋)を塾生の皆さんでいただくというのが当塾の伝統となっています。実は事前に私がずうずうしくも「チョコバナナ」を何度もリクエストしていたのですが、ご覧の通り、チョコバナナは1つもありません(泣) チョコバナナに集中したらかわいそうだからと違う味を買ってきてくれた塾生の優しさです。まあ八ツ橋はどの味もおいしいので、後日塾生たちといただくのを楽しみにしています。(追記:この日欠席していた生徒が後日チョコバナナを持ってきてくれました、ありがとう!)

本日の授業について

 今日は金曜日で本来なら中学1年生の授業の日でしたが、午後になっても雨の勢いは衰えずむしろひどくなる様子ですので、今日の授業は中止としました。すでに保護者の皆様にはLINEで連絡済みです。こういうときにLINEがあると便利で助かります。緊急の連絡などないに越したことはありませんが、いざというときに連絡手段がないでは困ります。備えあれば憂いなしです。

 以下、授業がなくなって暇なので思い出話です。

塾を始めたころの連絡手段は専ら電話でした。スマホはもちろんまだネットもあまり普及していない時代です。ただ電話の場合留守だったり、知らない番号には出ない方も多いので1学年(10数名)すべてにいきわたるまで6時間くらいかかった記憶があります。

 その後メールで一斉送信という方式に変えてからはこちらの負担も減りました。が、メールの場合一方通行できちんと相手方が読まれているかどうかは確認できません。よって確認のため返信のお願いもしていました。さらに緊急連絡など年に一度あるかないか、なので1年ぶりに送信するとすでにアドレスが変わっていることも度々ありました。それでも電話に比べたら効率よく連絡できるようになりました。

 さらに文明が進化してLINEが登場してからは、すべての連絡はLINEで行っています。メールの場合は迷惑メール等もあってチェックされない方も、LINEですとほぼ100%連絡可能です。よって当塾では入塾の際にLINEの登録をお願いしています。メールと違って返信がなくても既読がつけば安心です。