5年生スタート!

 今日から5年生の授業がスタートしました。当塾としては26期生にあたります。塾を始めた2002年の中学3年生を1期生として数えています。よって現在2023年の中3は22期生になり、以下中2から小5まで学年が下がるごとに23~26期生となるわけです。たまに確認しないとどの学年が何期生なのか私も忘れてしまいます。この26世代の生徒たち全員の全教科を私ひとりで教えているわけで、こうやって書くと結構すごいですね(誰も言わないので自分で言います)

 うちの塾は数年に1度しか新聞広告を出さないため、新規の問い合わせは限定的です。ほとんどは塾生の弟妹、知り合いの方、保護者の方のご紹介のあった方に限られます。やはり学年の変わり目の問い合わせが多く、今年も新メンバーが加わりました。

 新5年生は今日が初めての授業でした。最初の日は授業の前に20分~30分くらいかけて塾のルールや授業の進め方を説明します。その後早速新学年の内容に入りました。5年生の算数は質・量ともに圧倒的に他の学年を凌駕しています。だいたい算数が苦手になる生徒が多いのは5年生です。1学期の小数の割り算(かけ算は簡単)、2学期の分数の足し算・引き算、3学期の割合と年間を通して算数を苦手にさせるに十分な内容です。逆に6年生はそれほど難しくはありません。

 よって塾でも2時間すべて算数の授業を行います。宿題として算数の他に今年は国語の問題集を渡しています。あとはいずれ小テストを開始する予定です。小テストの内容は塾生の様子を見て決めます。小学生の授業については少々入塾条件を設定していますが、戸塚中に進学する予定で、平均的な学力があって真面目に勉強する意志があればほぼ大丈夫です。当塾での学習をお考えの方には、まだ人数が少ない今のうちに入塾されることをお勧めいたします。現6年生はすでに満席で受け付け終了しています。

 今日参加した生徒の1人の感想です。
「最初塾は行きたくないと思っていたけど、来てみたら意外と楽しくて分かりやすかったです。」

高校準備講座終了

 3月23日にスタートした高校準備講座が終了しました。ちょうど高校も新学年が始まるころです。今年は実施しようかどうか悩んでいましたが、希望者が3名いたため実施することにしました。内容は数Ⅰの最初の部分で、文字式の計算(展開とか因数分解)と不等式、平方根、絶対値あたりで、全7日間です。

 教材も取りましたが、ほとんど私が板書して問題も作って解説しました。下の画像は順に因数分解が2つ、絶対値記号を含む方程式、解と係数の関係と対称式の変形、分母に項が3つもある分数の有理化です。中学を卒業して高校に入るまでの期間というのは楽しくて遊んでばっかりという生徒が多いと思います。中学と違い高校は予習が重要になります。この時期に少しでも予習をしたことはきっと役に立っていると思います。

 1回2時間で7日間なので14時間です。中学の時の倍くらいのスピードで説明しました。普段は塾では数学は中学の内容しか教えていないので、高校の内容は去年の高校準備講座以来ですが、結構覚えているものです。私は中学のころはまったくと言っていいほど家庭学習をしておらず(塾も行っていない)、逆に高校のころは起きている時間はほぼ勉強しかしていなかったので、いまだに高校の内容は覚えています。本当は高校の数学をもっと教えたいのですが、塾の運営を考えるとなかなかそうもいきません。ということで高校生が質問に来るのは結構嬉しいのです。