テスト範囲出ましたね

 連休前に今年最初の定期テストの範囲が出たようです。戸塚中はここ数年1学期の中間テストは5月の中旬に行われており、通常なら2週間前に配られるテスト範囲が連休と重なるため連休前に渡されました。今年も中間テストは二日間に渡って実施されます。

 中1は英語がこのブログで何度も話題にしている教科書ということで、昨年同様記述はほとんどなさそうです。戸塚中生の英語力が心配です。教科書はあてにならないので塾で鍛えるしかありません。それは中2も中3も同じで文法は復習程度にしかでないもよう。では学校で何をやっているのかというと、出版社推奨のラウンドシステムで絵を並べ替えているようです。これ、入試には何の役にも立たない気がするのですが、私のような凡人には思いもつかないような効果があるのでしょう、たぶん。2年目とはいえ学校の先生も大変だと思います。

 中1の他の教科はというと、数学は加法・減法までで例年と同じです。塾ではほぼ範囲の内容は終わっていますが、まだまだ計算力がいまいちです。ここ数日は演習問題を増やして速く正確に解く練習をしています。社会は地理ですがものすごくページが少なく、これではテストが作れないからか都道府県が入っていました。まあ中1ですから都道府県名くらいは全部言えますよね。言えますよね。言えますよね。理科もそれほど広くなさそうです。というかどの教科もまだあまり授業をやっていないようで、最初のテストは簡単なものになりそうです。各教科90点くらいは目指してほしいものです。

 中2は英語はやはり謎の内容です。数学は第1章全部となっていますが、おそらく範囲は減るのではないかと見ています。減らさないで無理矢理終わらせるとおそらく学校の生徒はついていけないと思います。前半の計算はなんとかなっても、後半の文字式の利用はなかなか難しい内容です。塾では計算はもう終わっているので、あとは文字式の利用と中1の復習にも取り組む予定です。

 社会は2年生になったら地理になると1年の頃言われたそうですが、その先生が異動でいなくなり、結局歴史のままでした。塾ではすでに終わっているので範囲の最初から復習することになります。理科は1分野と2分野の同時進行です。これはまた珍しい事態です。1分野とか2分野というのは10年以上前に使用されていた教科書です。1年と3年は通常進行ですが、なぜか2年生の理科だけは2つの単元を進めています。近隣の塾にとってはこれは対応に困るでしょうね。他の中学とはまったく違うことをやっているわけです。普通の塾には5つも6つもいろいろな中学の生徒がいて、学校ごとに習っているところがバラバラだと教えるのも大変だと思います。うちの塾は全員戸塚中なのでその心配はナッシング。

 中3は英語は別にして、数学は2年生同様範囲の内容はすでに塾で学習済みです。2年生の内容も出題されるそうなので来週からは進めるのを止めて復習になります。社会はペリーあたりからロシア革命まで。年号で言うといやでござんすペリーさん(1853年)から、ロシア革命は生稲晃子(1917年)までの60年ちょいですが、中身はかなりの量です。ナウなヤングは生稲晃子といっても知らないと思いますが、元アイドル(おニャン子クラブ)で、近々選挙に出ると噂になっている人です。私は中学の頃ロシア革命=生稲晃子と覚えていました(笑)。あとで聞いたら結構同じ覚え方をしている人がいました。

 ということで来週は連休もありますが、テスト対策授業が中心になります。塾生の皆さんにはすでに話しているとおり提出物等は早めに終わらせるようにしてください。

20分の19

 学校が始まって1週間が経ちました。小学校は割と早めに授業が始まっているようですが、中学の方は今週いっぱいは授業らしい授業はないようです。今年の戸塚中1年生は全部で7クラスになりました。これで、中3は6クラス、中2と中1は7クラスということに。

 以前はずっと8クラスありましたが、ここにも少子化の影響でしょうか。若干減少気味です。それでも7クラスは中学としてはかなり多い方だと思います。

 塾生全員に新しいクラスが何組だったかを聞きました。1年生は全クラスにうちの塾生が分かれました。2年生は1クラスだけ空白に。3年生は1年生同様全クラスにうちの塾生が。ということで、3学年で20クラス中19クラスにうちの塾生が在籍することになりました。

 いろいろなクラスに塾生がいた方が何かと都合がいいです。授業の進め方やテスト範囲など全クラス同時に伝えられるとは限りません。たとえばテスト直前に重要な伝達事項があるクラスでは金曜日に伝えられて、他のクラスは翌週の月曜とか火曜ということもあります。が、先に伝えられたクラスの塾生からの情報でまだ伝わっていないクラスにも情報を共有することができます。

 年間の予定も少しずつ分かってきました。今年は中3の修学旅行は6月に実施の予定です。一昨年は残念ながら中止、昨年は6月の予定が10月に延期になりさらに延期で11月。今年は無事に行われるといいですね。また、中2の水上は今年も日帰りのようです。

 テストの日程も分かりました。今年度も中間テスト・期末テストとも二日間です。最初の中間テストは5月19日と20日。中1にとってはあと1ヶ月ちょっとで中間テストです。まあ最初のテストは範囲も狭いし何を勉強していいのか分からない、というのもあると思います。結果についてはそれほど気にすることはないでしょう。2学期あたりから徐々に実力が反映されるようになります。塾でも徐々にテストの話をしていきたいと思います。

25期生スタート!

 今日は水曜日。2月から受け付けていた新小学5年生の授業日でした。この学年はうちの塾としては通算25期生ということになります。外部向けの宣伝はしていないため、ほとんどの生徒は塾生(元塾生)の弟妹ということになりました。

 毎年受験とともに修了していく生徒を見るのは寂しいですが、月が変わるとこうしてまた新しい生徒がやってきます。塾をやっている限りこれはずっと変わりません。去年の5年生の開始時は4人だったのですが、今年はその倍以上です。まずは全員の名前を覚えるという試練が待っています。

 スターティングメンバーは綾瀬小が5名で一番多く、東小が3名、北小が2名、南小が1名です。ほとんど宣伝をしていないのにこれだけ集まってくれるのはありがたいことです。今後も新聞広告などを入れる予定はないので、塾生または保護者の方のご紹介かこのブログをご覧になった方からの申し込みだけになるでしょうか。

 先週は初回だったので最初の1時間は、授業をせずにいろいろと話をしました。ためになる教育論、などは1秒もなく 塾のルールや持ってきていいものだめなもの、宿題や小テストについてです。最初に理解してもらえば今後何度も話をしなくてすみます。

 ということで、今日は2回目でしたがまだまだ緊張している様子でした。小学校もバラバラなので打ち解けるまでに時間がかかるかも知れませんが、そのあたりは小学生の順応性に期待します。

高校準備講座3

 今日は4月1日、正式に学年が変わる日です。まあ学年が変わると言っても学生は春休みでそれを実感するのは始業式、入学式の日でしょうか。塾の方も淡々と授業を進めています。当塾は数年前に春期講習を廃止しました。だからといって授業を行わないわけではなく、その期間も通常の曜日で通常の授業を行うということです。特別にこの日から春期講習です、という設定をなくしただけです。元々春休みは短いし、春期講習をなくすことは少しなりとも保護者の方の負担を減らすことにつながると思います。同じ理由で中1・中2は夏期講習も冬期講習も行っていません。別途費用をいただくことはなく通常授業を行います。教えるのは講習でも通常授業でも私ですし教える内容も変わることはありません。ただ講習を行うことにも意味はあります。一つは時期を明確に定めることで新しく塾に入りたい生徒にとってはきっかけにしやすいということです。特に春期講習や夏期講習から塾に入る人は多いと思います。

 一方うちの塾の中1・中2は春期講習も夏期講習もないので、なかなか入るタイミングが難しいと思います。あえて言えば、入ろうと思った瞬間が入るタイミングだと思ってください。考えている間に塾の授業はドンドン進んでいきます。大手の塾の中には、すでに塾にいる生徒よりも新規の生徒の獲得の方に力を入れる塾がたくさんあります。会社の方針でしょうから別に悪いとは言いませんが、私の考えは逆でまだ塾にいない生徒よりも、すでに塾にいる生徒の方が大切です。よって募集活動がどうしても後回しになってしまいます。

 さて今日は高校準備講座の3回目。去年の教材と比べてちょっと問題が少なめなので足りない分はプリントや前に書いて説明します。社会や理科と違って数学はいくらでも類題が作れます。みんな大好き因数分解は今日でいったんおしまいにします。

 今日解いた問題の一部です。写真で撮るとどうしても暗くなってしまいます。スマホだと長押しすれば拡大できるかと思います。いずれも解き方を知らないと手も足も出ない問題です。新高1でこれを見ている人は誰1人いないと思いますが、もしいたら解いてみてください。数学Ⅰの最初の方で出てくるはずです。

 ちなみに最初の問題の解き方です。

 これはTeXで作成したものです。エクセルやワード、もちろん手書きよりも美しい文字になります。数日前にも掲載しましたが、塾生の数学の小テストは手書きではなくすべでこれで作成しています。が、1年のこの時期くらいしか数学の小テストは実施しないので1年たつと毎年中身を忘れるのです。TeXにはいろいろなコマンドがあって覚えれば大変便利です。よって思い出すのをかねて作ってみました。これくらいなら1分あれば作れます。と言いつつ中括弧{ } の表示方法を忘れており検索に頼ることに・・・  ちなみにさらっと書きましたが、これは途中式であって、この途中式を作るための筆算(たすき掛け)が別に必要です。今日参加した塾生はちゃんとできていたようでした。次回は不等式の学習をするつもりです。