今年度から川口市の全中学でラウンドシステムというのが英語の授業に取り入れられる、と先日書きました。で、このことについて市内の塾関係者はどのように考えているのだろうと思って検索したのですが、私の検索の仕方がへたくそなのか見事に全くさっぱり出てきません。市内には27の公立中学があり塾の数は100を超えているはずです。大手の塾の場合はブログなどは禁止されているでしょうが、小規模中規模の塾ならあるかなと思ったのです。
・そもそもラウンドシステム導入を知らない
・ラウンドシステムは知っているけど現在様子見
・学校に合わせるつもりがない
・すばらしいシステムだから言及の必要がない
このあたりが、検索してもヒットしない理由でしょうか? どうやらこの新しいラウンドシステムについて不信感をもっているのは市内で私だけのような気もしてきました。もちろんこれが誰が見ても完全無欠で唯一無二の勉強法なら私も納得ですが、ネットで見た文字だけの情報だとちょっと心配かなと思う今日この頃です。
塾に行っている生徒はまだいいです。ちゃんと文法を習って読み書きの機会があるでしょうから。ただ、塾に行っていない生徒の英語力はかなりの確率で下がるのではないかと思います。しかもそこのことに気づくのは中3になってからです。なぜなら学校内の定期テストはおそらくそのラウンドシステム用の問題で出題されるため、北辰や入試のように難しくないからです。英語力を上げるために導入されているはずなのに・・・ ということになりかねません。
前にも言いましたが、これが杞憂に終わって私の想像以上の成果が表れれば何の文句もないのですが。今のところは期待よりも不安の方が大きいのです。したがいまして、塾では従来通りしっかりと文法を教えていき、「書く」ことにも力を入れたいと考えています。