小6英語

 先週から小6の英語をスタートしました。ここ数年6月くらいから英語を開始しており今年もほぼ同じ時期になりました。例年と違うのは、今年の6年生(25期生)の場合事前に単語テストを数回行っていたことです。以前は英語の授業を始めると同時に単語テストを始めていました。が、今年の6年生は5年生のときから、漢字にしても算数にしてもどうも不安があったため単語テストを前倒しして始めていたのです。おかげで基本的な単語に対してはわりとスムーズに対応できているようで、この点に関しては私の作戦勝ちでした。

 うちの塾の小学生英語は文法中心です。あとは書くことを意識しています。要は小学校で習う英語と180度違う内容です。毎年小学生に聞いても学校では書くことはほとんどしないから、簡単な単語すら書けない生徒が多いそうです。また文章は習っても、その文章がなぜそういう文章になるのかなどの説明はなく、1文を丸暗記するだけという感じです。これは学校の先生がどうこうではなく、そういう指導要領にしている文科省に問題があると思います。

 よって、算数は学校とほぼ同じ内容ですが、英語はまったく違う内容を塾では学習することになります。学校と同じ気持ちで英語を受けていたら1年経ってもなにもできないということになりますので、しっかりと取り組んでもらいます。

 英語は1回につき文法事項を1つずつ覚えていくようにしています。あれもこれもと欲張っては消化不良になります。前回は I am ~ の文章。今回は You are ~ の文章です。

 上の画像は、前回行った最後の単語テスト。下の画像は今回行った最初の英語小テストです。文章と単語を書かせました。満点だから載せているのだろう! とお思いの方。その通りです(笑) 先にも書いたようにこの学年の塾生の学力は、現時点では6年生の平均的な学力に到達していない可能性が高く満点も数えるほどしかいません。なんとか小学生のうちに平均以上に到達させ、勉強が得意な生徒を増やしたいと考えています。

 ちなみに現6年生、下級生の時から学校で英語を習っているはずですが、書いていないことはテストや宿題を1回見ただけで分かります。それは英文でピリオド忘れがやたらと多いことです。中1ではほとんどいません。なぜなら何度も文章を書いていて無意識のうちにつけているからです。一方文章を書くことに慣れていない生徒はピリオドを忘れます。このあたりは塾で何度も書く練習をするので、当塾の生徒に関しては心配していません。