前回社会と理科の成績がすばらしすぎると書きましたが、よく見てみるとあることに気づきました。社会と理科がすばらしいことに変わりはないのですが、今回の中間テストでは今までになかった傾向が現れました。それは数学です。
塾生の平均点と学校の平均点を比べた数値を良い順に書いてみます。
+は塾生の平均点が学校の平均点より何点高いのかを示しています。
中1
社会 +14.3点
数学 +13.4点
理科 + 8.7点
英語 + 8.3点
国語 - 0.3点😭
5教科 +44.4点
中2
数学 +17.7点
社会 +17.4点
理科 +15.7点
国語 + 7.0点
英語 + 4.2点
5教科 +65.8点
中3
数学 +16.6点
理科 +15.7点
社会 +14.3点
英語 +10.2点
国語 + 8.6点
5教科 +65.4点
理科と社会がいいのはいつものことですが、3学年とも数学の学校との差が5教科でもトップクラスなのが判明しました。これは理科と社会がいいことよりもすごいことです。前にも書いたかも知れませんが、うちの塾生の理科と社会がいいのはある意味当然なのです。なぜなら中1とか中2で理科社会を学習する塾は少ないからです。よって1年から塾生全員が理科社会を学習している当塾ではよくて当然なのです。
それに対して数学はほぼすべての塾で中1から学習しており、数学のない塾などないでしょう。つまり数学は英語と同じでどの塾でも勉強しているから自然と平均点も高くなるのです。それなのに塾の平均が学校の平均点より15点以上も高くなるなど普通はありえないことです。大手の塾の頭のいいクラス限定なら考えられますが、塾全体としては非常にまれなことです。これが今回だけという可能性もありますが、できれば続いてほしいものです。
ちなみに当塾で教えている人(私のこと)は中高生のころは数学だけは自信がありました。あまり言うとモノが飛んできそうなので控えめに書きますが、中学の頃はノー勉でもほとんど満点でした。高校でも全国模試で全国1位になったこともしばしば(これは理科も)。どこかに書いているようにセンター試験は数Ⅰも数Ⅱも満点。
それでも学生時代の成績と塾で教えることは別物であることは十分承知しているつもりです。ですから今ここにこっそり書いているようなことは塾ではほとんど話しません。本当は数学が好きで好きで、許されるなら1週間全部数学をやりたいくらいですが、それでは塾が成立しないので5教科を均等に教えているわけです。
ということで、たとえ今回のたった1回だけのことだとしても塾生たちが数学を頑張ってくれたのは嬉しく感じました。